ひまわり証券はこのほど、同社が販売しているシステムトレード用売買システムについて、週間運用成績(12月20日~12月25日)のランキングを発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、30本の先物対応システムと10本のFX対応システムを販売。また、同社のシステムトレードツールで使用可能な他社販売の売買システム2本を含めた先物・FX双方のシステムについて、それぞれ「週間ランキング」「月間ランキング」「年間ランキング」を公開している。

12月第4週(12月20日~12月25日)は、方向感の乏しい相場の中、NYダウ平均株価は利益確定の売りが優勢となり、小幅ながら減少した始まりに。しかし、M&Aの活発化や米景気への回復期待の高まりなど、徐々に株価は上昇へと転じ、約2年4カ月ぶりに高値をつけてクリスマス休暇に入った。また、為替相場では、米経済指標の結果が総じてかんばしくない事を受けて、円買い・ドル売りが強まり、週の初めには1ドル=84円台をつけていた相場も、82円台後半まで下げて引けている。

そうした中で発表された週間運用ランキングでは、先物部門において、West Village Investment(WVI)が開発を手掛けた売買システム「逆張り職人225」が、12万円の利益を上げてランキングの第1位を獲得。複数の海外市場データを読み、その日の相場の方向性を予測するという同システムは、保守的なエントリーロジックを含む堅牢性を重視した設計が特徴で、トレードスタイルは逆張り系のデイトレードのみとなっている。

FX部門では、ドル円対応のデイトレード・システム「Sクラス デネブ」が、95.6ptの利益を上げてランキングの第1位を獲得。ヘリオスが開発を手掛けた同システムもまた、先物部門で1位となった「逆張り職人225」同様、堅牢性を重視した独自のロジックを搭載。既存のテクニカル指標やチャートパターンなどは使用せずに、価格変動が大きな時間帯に価格の方向性を予測して、逆張りを仕掛ける売買システムとなっている。

運用成績 先物週間ランキング(2010年12月20日~12月25日)

順位 システム名 損益(万円) トレード回数 勝率(%)
第1位 逆張り職人225 2 0 12.0 2 100.0
第2位 東大Master Nikkei 3 0 11.0 3 100.0
第3位 BigBlue2 Nikkei 2 0 10.0 2 100.0

運用成績 FX週間ランキング(2010年12月20日~12月25日)

順位 システム名 損益(pt) トレード回数 勝率(%)
第1位 Sクラス デネブ 3 0 95.6 3 100.0
第2位 FX specialzoneSystemα 2 0 76.4 2 100.0
第3位 EUDRO(ユーヂロー) 1 0 47.1 1 100.0

10位までの運用成績 先物週次ランキング

(※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている)

なお、ひまわり証券で販売している売買システムの運用成績ランキング情報は、メールマガジンでも毎週配信している。

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