JR西日本は3日、「ねずみ男駅」こと米子駅で「新・目玉おやじ列車」の出発式を実施する。同社は米子駅 - 境港駅を結ぶ境線で『ゲゲゲの鬼太郎』にちなんだラッピング車両を運行しているという。当日は同車両のほか「鬼太郎列車」「ねずみ男列車」「ねこ娘列車」の4両を連結して記念運行を実施し、同列車などの乗客に記念乗車証を配布するとのこと。

「新・目玉おやじ列車」記念乗車証(表)

「新・目玉おやじ列車」記念乗車証(裏)

出発式は10:00~10:30。場所は米子駅0番のりば(境線のりば)。主催はJR西日本のほか、鳥取県、米子市、境港市が参加する「境線観光路線化連絡会」。当日は一日駅長として「目玉おやじ」「ねこ娘」も駆けつける予定。

出発式を行う列車は米子駅10:30発、境港駅11:11着。同列車と、折り返し境港駅11:20発、米子駅12:05着の列車で乗客に「新・目玉おやじ列車記念乗車証」を配布する。この乗車証を提示すると、境港駅最寄りの「水木しげる記念館」や「海とくらしの史料館」で入場料の割引特典を受けられる。

境港市は、漫画家の水木しげる氏の出身地であることから、氏の代表作『ゲゲゲの鬼太郎』による町おこしを実施している。JR西日本も同市を走る境線を「妖怪列車」として盛り上げているという。境線の各駅は「ねずみ男駅(米子)」のほか、「べとべとさん駅(米子空港)」「こなきじじい駅(余子)」「一反木綿駅(上道)」「鬼太郎駅(境港)」など、妖怪の駅名が付けられ、駅名票にも妖怪のイラストが描かれているとのこと。