映画『さらば愛しの大統領』(11月6日公開)の公開直前イベントが10月31日、東京・新宿ステーションスクエアで開催され、主演を務めた宮川大輔とケンドーコバヤシをはじめ、世界のナベアツ、吹石一恵、釈由美子、柴田大輔監督が登場した。

映画『さらば愛しの大統領』の公開直前イベントに出席した吹石一恵

同作では、世界のナベアツが映画監督に初挑戦。吉本の芸人が多数出演し、ギャグ満載のエンタテインメント作品に仕上がっている。大阪府知事に当選した世界のナベアツは、大阪の独立を宣言し、大阪合衆国初代大統領に就任。そんなナベアツ大統領のもとに暗殺予告が届き、大阪府警のアホ刑事コンビ、早川刑事(宮川大輔)と番場刑事(ケンドーコバヤシ)がその犯人を突き止めるために立ち上がる、というストーリーだ。

新宿アルタ前でのイベントらしく、ナベアツが「僕なんかが映画監督してもいいでしょうかー?」とバラエティー番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)風に集まった一般人たちに呼びかけて盛り上げたが、普段はあまり芸人と接する機会がないという吹石は、撮影を振り返り、「撮影ではナベアツ大統領とほとんどご一緒して、こちらのふたり(宮川とケンドーコバヤシ)とは絡まなかったので、良かったなと思っています(笑)」とジャブ。「大輔さんに私が大事に飼っているウサギの写メールを見せたら、『こんなウサギどっかいったらええねん』と言ったんです。最悪じゃないですか。28年間生きてきて一番大嫌い」と理由を話すと、宮川は「仲良くなりたかったんです。壁があったのでそれを壊したかったんですけど、壊し方を間違えました」と反省しきり。ケンコバも「小学生が好きな子にいたずらしちゃうみたいな感じですよね」とフォローした。

MCから紹介されたタイミングにちょうど吹石の右肩に蝶が止まるというハプニングも(左)。この日は、映画にちなみ登壇した男性陣と本作に出演したサバンナ高橋茂雄らが自分が大統領になった際のマニフェストを発表。吹石は、ナベアツが考案した「宮川大輔防止法」と高橋の「島木譲二を1日3回見たら、10万円もらえる」を選んだ

また、本作のPRのため、世界のナベアツがMCを務めるトーク番組「なべあち!」(フジテレビ系)に出演した釈は「一緒にこの映画を盛り上げていこうと話していたんですが、ナベアツさんが寝坊して(番組収録に)いらっしゃらなかったんです」と暴露。するとケンコバがすかさず、「収録前日にお酒を飲んでて、朝8時半まで一緒にいましたから」と追い討ちをかけていた。

左から世界のナベアツ、吹石一恵、宮川大輔、ケンドーコバヤシ、釈由美子、柴田大輔監督