10月30日公開の映画『マザーウォーター』(松本佳奈監督)の完成披露試写会が21日、都内で行われ、小林聡美、小泉今日子、加瀬亮、市川実日子、永山絢斗、光石研、もたいまさこが出席した。

左から、小泉今日子、小林聡美、市川実日子 拡大画像を見る

本作は『かもめ食堂』、『めがね』、『プール』に続いて"人と場所の関係性"をテーマに製作してきたプロジェクトの第4弾。京都を舞台に、ウイスキーしか置いてないバーを営むセツコ(小林聡美)、コーヒー屋をひらくタカコ(小泉今日子)、水の中から沸き出たような豆腐を作るハツミ(市川実日子)の3人を中心に、京都に住む人たちの日常を温かな眼差しで描き出す。

同シリーズに出演し続けている小林は「今回の作品は今までのシリーズの中でもセリフが少ないですけど、京都の風景が重なるとセリフの合間に色々感じることがあったりします」とアピール。本作でシリーズ初出演となる小泉は「前からこのシリーズを見ていました。『居なかったっけ?』というぐらいの気持ちで撮影に入りましたので、違和感もなく演じてました」と満足そうだった。

そんな小林と小泉だが、光石研を巡って三角関係が判明? 小林が「皆さんとはすれ違い日々。夜の撮影が多く、飽きるぐらい(お客役の)加瀬くんと一緒でした。オトメ(光石)は来なかっですね! 何でですか?」と不満を漏らすと「(小泉扮するタカコの)コーヒー屋さんには2回行きましたね」と光石。2人のやり取りを目の当たりにした小泉は独りほほ笑んでいた。

映画『マザーウォーター』は、10月30日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほかで全国ロードショー