カシオ計算機は7日、ソーラー電波ウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」の新モデル「OCW-T1000」を発表。発売は10月30日で、価格は10万5,000円。

多彩な機能をスムーズに使える新システムを搭載した「OCW-T1000」

OCEANUSは、「Elegance, Technology」をコンセプトにしたフルメタルのソーラー電波ウオッチ。新たに発表されたOCW-T1000は、1/20秒計測のストップウオッチや世界29都市の時刻表示など、多彩な機能をストレスなく使える新しいシステム「Smart Access(スマートアクセス)」を採用した多機能クロノグラフだ。

Smart Accessでは、文字板中央の時針・分針・秒針を連結させずに、それぞれを別のモーターで独立駆動させる。これにより、ストップウオッチのリセットや時刻表示の切り替えの際に、それぞれの針が干渉することなく素早く動き、スムーズな使い心地を実現したという。

また、磁気センサーを使用した非接触型の電子式リューズスイッチを装備。リューズを回して針をセットできるだけではなく、ボタンのようにリューズを押して機能を切り替えることも可能だ。

10気圧防水にも対応する「OCW-T1000-1AJF」(左)と「OCW-T1000-7AJF」

もちろん、世界6局の標準電波の受信に対応した高性能ムーブメント「タフムーブメント」も従来どおり搭載。デザイン面では、インダイヤルを縦に配列することでシンプルかつスマートな印象に仕上げたほか、バンドの一駒一駒にはザラツ研磨を、チタン製のケースとバンドには傷つきにくいチタンカーバイト処理を施すことで高級感を演出した。

文字板色は、ブラックとホワイトの2種類。ロゴマークや都市コードリングの周囲、小針などにはブランドカラーのブルーを用いている。