カシオ計算機は5月31日、ソーラー電波ウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」のスポーティライン「OCEANUS CACHALOT(カシャロ)」の新モデルとして、減算式タイマーを採用した「OCW-P600」を発売する。チタンカーバイト処理を施した「OCW-P600TD」とブラックIPにより精悍な黒で統一した「OCW-P600TB」の2タイプを用意し、価格はそれぞれ94,500円と99,750円。

中央にヨットのデッキをイメージした縦のストライプを、周囲に海流をイメージしたらせん状の文様を施した文字板を採用した「OCW-P600TD」(左)と「OCW-P600TB」。どちらも10気圧防水

OCEANUSは、「Elegance, Technology」をコンセプトとするソーラー電波ウオッチ。今回発表されたOCW-P600では、大海原を疾走するヨットをモチーフにした文字板と7針フェイスを採用。世界6局の標準電波を受信する「マルチバンド6」や針ずれの際に自動で針位置を修正する「針位置自動補正機能」などに対応する高性能ムーブメント「タフムーブメント」を搭載するほか、ヨット競技で役立つ減算式タイマーを搭載している。

減算式タイマーは、秒針と9時側の小針が反時計回りに運針し、最大10分間の減算計測でヨットがスタートラインを切るタイミングが計れるというもの。タイムアップ後は、秒針の動きが時計回りに切り替わり、3時側の小針が24時間計として競技の経過時間を計測。5モーターの独立駆動によって、機能的な針の動きを実現するという。

また、経過時間を直感的に把握できる逆回転防止機構付きのベゼルを装備したほか、無反射コーティングを施したサファイアガラス、ザラツ研磨を施したバンドを採用している。

3針フェイスの「OCW-P100」。10気圧防水、マルチバンド6、タフソーラー、針位置自動補正などに対応

このほか、タフムーブメントを搭載したシンプルな3針フェイスの「OCW-P100」も同日に発売する。価格は63,000円。