【FXテクニカル】ドル円

85.00がレジスタンスラインとして意識され反落。仮に85.00を突破しても、ドル高トレンドへ反転したと考えるのは早い。

何故なら、すぐ上には8月中旬より上値を抑え続けた21日MAが85円ミドルを下抜けた水準まで下落している。更にその上にはレジスタンスラインが意識される可能性も考えなければならない。共に、ショートポイントとして想定しておきたい。

再び下落基調が強まった場合のサポートポイントを探ると、まず84.00のラインが浮上する。ここをトライする展開となっても、ボリンジャー・バンド(MA:21 σ2.5)の下限が83.90-95レベルにあり、サポートゾーンの形成を想定するならロングを考えたい。

ただ、ブレイクした場合には83.60レベルがネクストターゲットとして浮上する。ここでダブルボトム形成となるか。この点が、今後のドル円の動向を左右する可能性が高いため、RSI等を用いて83円後半のリスクトレンドを注意深く探りたい。

USD/JPY 1時間足