7月3日公開の映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 』の完成披露試写会が29日、東京・有楽町で行われ、織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリアらお馴染みの面々のほか、ドラマ以来12年ぶりの出演となった内田有紀が出席した。

左から、深津絵里、織田裕二、柳葉敏郎

2003年に公開され、観客動員数1,260万人、興行収入173.5億円を記録した前作の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』から7年ぶりに待望のシリーズ最新作がスクリーンに戻ってくる。強行犯係係長に昇進した青島(織田裕二)は、新湾岸署への引越しを一任された。部下の夏美(内田有紀)や和久(伊藤淳史)と共に張り切って引越し作業に取り組む最中、8つの事件が次々と発生。ついには湾岸署が占拠されてしまう事態となる……。

この日は、約4,000人のファンが集結。キャスト陣が会場内に設置された特大レッドカーペットを歩いて登場すると、新作を待ちわびたファンからは大きな歓声が上がった。7年ぶりの新作に、満面笑みを浮かべた織田はいきなり観客に「ただいま!」と挨拶した。続けて「今日はワールドカップの日本戦があるっていうのに、こうやって来ていただいて感謝しています。7年、大変長いことお待たせしました。じっくりとご覧下さい」と話した。

巨大レッドカーペットを歩いて登場したキャストたち シリーズおなじみのメンバーに加え、小栗旬ら新キャストにも注目

また、室井慎次役の柳葉は「今回の室井は出来る限り耐え、出来る限り反抗しています」とアピール。恩田すみれ役の深津も「7年分の思いが詰まっている作品ですので楽しんで下さい」と話し、篠原夏美役として12年ぶりの出演となった内田は「皆さんと同じで『踊る』の大ファン。こうやってここに居られることが幸せです」と笑顔だった。

映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は、7月3日より全国で公開。