栃木県・おもちゃのまちバンダイミュージアムにて2010年7月3日(土)より、ガンダムの生みの親である富野由悠季監督の最新作・立体作品『ZAKUの夢』の一般公開が開始される。

『ZAKUの夢』は、富野監督の初の立体作品『From First』をリニューアルアップした作品で、高さ約170cm、幅約390cm、奥行き約280cmの造形物となる。新たに追加された幻のガンダムのブロンズ像を中心に、全高約150cmのザクの巨大キャラクターモデルを12体使用。ザクが主人公となった、新しいガンダム・ワールドの光景が創り出されている。

作品の完成を喜ぶ富野監督

立体作品『ZAKUの夢』

ちなみに前作の『From First』は、「ガンダムファンに向けて、ガンダムをテーマにしたアート作品の鑑賞眼を高める一助になれば」という富野監督の意向のもとに製作。2005年に上野の森美術館にて開かれた展覧会『GUNDAM -来たるべき未来のために-』にて初公開された富野監督初の立体作品で、展覧会終了後は2007年よりおもちゃのまちバンダイミュージアムにて常設展示されていた。

なお、おもちゃのまちバンダイミュージアムの入館料は、大人1,000円、小人600円(3歳までは無料、小人価格は中学生まで)、団体価格(20名から)は大人800円、小人400円となる。開館日は夏季期間(7月24日~8月31日)は毎日開館、そのほかの期間は土、日、祝日のみ。開館時間は、10:00~16:30まで。