注目の英総選挙、株式市場へ与える影響は?

英FTSE100株価指数

FXオンラインジャパン アナリストチームが最新のデイリーレポートをお届けする。注目された英総選挙は、保守党が第1党となるも過半数には届かず、これから自由民主党との連立政権樹立を視野に入れた動きが強まろう。

それにより、今後は様々な政治的リスクが取りざたされ、株式市場へ与える影響が気になるところだ。しかし短期スパンで見れば、今回の選挙結果が英国のトリプルAの格付けへ影響を与えることはないと大手格付け機関が示唆したことから、短期的にはユーロのショートカバーに連動し、本日のFTSEでもリスクテイクの株高となる可能性が出てきた。

また、米景気回復と比較すればそのスピードは遅いが、先週末の経済指標では、4月の英住宅価格が前年同月比で約6.6%上昇のとなれば、同月の英生産者出荷価格も前月比で1.4%上昇と、2008年5月以来の上昇幅となった。このように英景気回復自体が徐々に軌道に乗りつつあることも、買い戻し要因として挙げられる。

上記のことを踏まえ直近の動向をチャートで確認すると、現状、5400ポイントのライン突破が上値焦点として浮上している。

仮にこのラインを突破した場合は61.80%レベル5400ポイントミドルレベルが次の焦点として浮上しよう。ストキャスティックスやMACDを見るとまだ上昇余地はあり、5400ポイント越え後の攻防が今夜の焦点になりそうだ。

仮にそのような展開となれば、下落も急だったが上昇ピッチも早いだけに、このレベル付近で一度反落するかが注目される。その場合、下落ポイントとしてフィボナッチ50.00%戻しで下支えされるか興味深いところだ。この水準で反転するようなら、株式の底堅さが確認できるが、下抜けるようなら未だギリシャ債務危機を背景にしたリスク回避は継続する可能性を読み取れるからである。

英FTSE100株価指数 日足

英FTSE100株価指数ストキャスティックス&MACD 日足

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