SBI証券は11日、米州開発銀行が発行する円貨決済型の『ブラジル・レアル建利付債券』を同日から販売開始すると発表した。

これまで同社では、「ブラジル・レアル連動円建債券」の取扱いをしてきたが、同債券は売出期間最終日に為替レートが決定する仕組みとなっていた。

今回販売する「ブラジル・レアル建利付債券」は、申込み日の翌営業日に為替レートが決定するため、為替の相場状況を見ながら柔軟に対応することができる。また従来の同社取扱いの連動債の場合、申込みが100万円からであったのに対し、今回販売する「ブラジル・レアル建利付債券」は、約26万円程度の少額から投資が可能となっている。

「ブラジル・レアル建利付債券」の販売開始により、SBI証券における外貨建債券の取扱通貨数は、「大手ネット証券最多の9通貨となる」(SBI証券)。