バッファローは、VHSや8ミリビデオテープなどのアナログ映像をPCに取り込みデジタル化できる、USB 2.0接続アナログビデオキャプチャ「PC-SDVD/U2G」を発表した。発売は3月上旬予定で、価格は5,300円(税別)。

「PC-SDVD/U2G」

PC-SDVD/U2Gは、ソフトウェアエンコードタイプのビデオキャプチャ製品。ビデオデッキとPCの接続は、ビデオ出力端子とPC-SDVD/U2Gのビデオ入力端子をAVケーブルでつなげ、同時に本製品とPCとをUSB接続するだけで済む。

オールインワンDVD作成ソフト「VHS to DVD 2.5 SE」を標準添付しており、手軽に録画/編集/DVD書き込みが行える他、映像の取り込み後余分な部分をカットしたり、場面変換を滑らかに行うトランジション効果をつけるなども可能。編集の必要がなければ、「DVD自動作成」機能によりVHSテープからDVDにダビングする感覚で利用できる。さらに、PSPやiPodで再生できる形式に変換することも可能となっている。

また、接続機器からの映像をPC上でリアルタイムにフルスクリーン再生可能な「モニターモード」を採用。Sビデオ/コンポジット(RCA)を搭載したビデオデッキや家庭用ゲーム機など様々な機器を接続し、PC上で画面を表示し楽しめる。

その他仕様は、動画圧縮形式がMPEG1/2(添付ソフトでMPEG4形式に再変換可能)。動画キャプチャフレームレートが29.97fps。音声ビットレートは224Kbps、音声キャプチャ周波数は48KHz。音声圧縮形式はMPEG-1レイヤ2(MPEGファイル時)。

インタフェースは、USB 2.0、コンポジットビデオ入力(RCAピンジャック)、Sビデオ入力(ミニDIN4ピン)、オーディオ入力(RCAピンジャックL/R)。サイズはW19×D14×H79mm。重量は15g。対応環境は、Windows XP SP2以降/Vista/7。Pentium4 2.4GHz以上のCPU、512MB以上のメモリ、また添付ソフト用に空き容量1GB以上のHDDが必要。AVケーブル、USB延長ケーブル(ケーブル長50cm)を同梱している。