真岡鐵道(栃木・真岡市)はこのほど、新年のSL特別運行を発表した。2010年1月9日~11日はSLに日章旗を取り付けて走行するほか、9日~10日の2日間は「SL新年号」とし、車内で抽選会イベントを実施する。

日章旗を飾るSL(イメージ)

1月17日は同社保有のSL「C11 325」「C12 66」を連結した「重連運転」を実施するという。運転時刻は下り列車が下館駅10:37発 - 茂木駅12:02着、上り列車が茂木駅14:28発 - 下館駅15:57着。前回の重連運転は2009年1月11日で、今回は約1年ぶりの実施という。

昨年の重連運転の様子(写真2枚とも真岡鐵道提供)

真岡鐵道は茨城県筑西市と栃木県芳賀郡茂木町を結ぶ「真岡線」を運営する鉄道会社。真岡線は下館駅(JR東日本水戸線・関東鉄道)から茂木駅まで41.9km、途中駅は15。蒸気機関車を2台保有し、週末や観光シーズンを中心に「SLもおか」号を運行している。客車はJR東日本から譲渡された「50系」をレトロ調に塗装して使用しているとのこと。