JR西日本はこのほど、広島地区を走行する旅客車両の塗色を統一すると発表した。同社は現在、各地でさまざまな色の車両を運行しているが、今後は地域ごとにシンプルなデザインとし、利用客に親しみを持ってもらいたいという。塗装は12月下旬以降、順次変更していくとのこと。

JR西日本、広島地区の塗装変更「電車」

電車の塗色は「濃黄色」。コンセプトは「瀬戸内地方の豊かな海に反射する陽光をイメージした色」という。対象となる車両は103系、105系、113系、115系、117系、123系の6種類。ディーゼルカーの塗色は「朱色」。コンセプトは「JR西日本の統一色として、新製当時の朱色で統一を図る」という。対象となる車両はキハ40形、キハ47形、キハ48形の3種類。

JR西日本、広島地区の塗装変更「気動車」

なお、観光列車としてデザインされた「瀬戸内マリンビュー」と「みすゞ潮彩号」については、今回の塗色統一の対象ではないとのこと。