田中貴金属工業は26日、同社の「はじめるコツコツキャンペーン」(12月16日より)を記念して"コツコツ"をテーマにしたアンケート調査を実施した。対象は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に住む20~40代の男女会社員618名。

今年"コツコツ"がんばった事については、「仕事」が最も多く61.8%。次いで「節約」(31.4%)、「貯金」(27.0%)(複数回答)。年代別では特に20代で「節約」「貯金」がそれぞれ4割近くに達しており、30代・40代よりも堅実路線を採る人が多いことが伺える。

また、来年"コツコツ"がんばりたい事については、1位が「貯金」で57.9%、「仕事」(55.2%)、「節約」(39.6%)がこれに続いた(複数回答)。「貯金」と回答した人の割合を年代別に見ると、40代は46.1%、30代は59.2%、20代では68.2%となり、若い世代ほど将来への備えを重視する傾向が見られる。

日頃"コツコツ"節約していることをたずねると、「ポイントを貯める」(72.5%)、「外食を控える」(43.7%)、「弁当を持参する」(34.8%)などの回答が多く、全体の94.7%の人が何らかの形で節約をしていることがわかった。1年間の節約を金額に換算すると、平均額は8万612円。年代別では20代が8万4,276円、30代が7万4,329円、40代が8万371円となり、20代の節約熱心さが数字に現れる結果となった。