ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社コンシューマー カンパニーの「リーチ」は、このほど「いい歯の日」(11月8日)に向けたアンケート「『歯』と『口内』に関する意識調査」の調査結果を公開した。同調査は2004年から毎年行われており、今回で5回目。今回は、9月中旬に全国の10~50代の男女300名(男性 150名、女性 150名)を対象にインターネットを介して実施したとのこと。

同調査によると、歯の大黒柱ともいえる「奥歯」に対する認識と奥歯ケアの実態についてアンケートを行ったところ、「磨き残しが気になる」という人は、全体のうち76.7%。磨き残しが気になるカ所としては、「歯と歯の間」(30.9%)、「奥歯」(25.7%)、「歯と歯ぐきの境目」(16.5%)などが上位の回答となった。さらに、「磨き残しが気になる」という人(230名)に、「最初に磨く歯」と「重点的に磨く歯」について尋ねたところ、「最初に奥歯を磨く」という人が64.8%、「奥歯を重点的に磨く」という人が30.9%で、いずれも「奥歯」との回答が最も多い結果となった。

口内の悩みについては、5年前も現在も「むし歯」が最多で42.0%。しかし、5年前と比較すると約10%減少しており、一方で、以前は26.3%で最下位であった「歯周病」が今回3位で、割合も34.0%と上昇。「むし歯の悩みが、歯周病に変化しつつあることが伺える結果となっています」としている。特に30代以上の女性で、歯周病を気にしている人が多い傾向となっているとのこと。

また、自身を「草食系/肉食系」の何れかに分類してもらい、自分の歯に対する自身について100点満点中何点かを尋ねたところ、「草食系」の平均点数は49.1点、「肉食系」は55.6点という結果に。「唯一自分の歯に100点をつけたのは、30代の"肉食男子"でした」(同社)。

さらに、1日の歯磨き回数と1回の歯磨き時間について尋ねたところ、歯磨き回数については「草食系」の平均が2.47回、「肉食系」の平均が2.38回。歯磨き時間は「草食系」が平均3分4秒で、「肉食系」が平均2分30秒という結果となっており、「草食系」と「肉食系」でオーラルケア意識に差が見られることがわかった。