リクルートの旅行カンパニーに設置されたじゃらんリサーチセンターが行った調査「じゃらん宿泊旅行調査2009」で、都道府県別旅行先の満足度などの実態が明らかになった。

同調査は、観光などを目的とした宿泊を伴う旅行実態を把握するために同社が毎年行っているもの。今回、2008年度における国内での宿泊旅行の実態について、全国20~79歳の約1万4,000人の宿泊旅行者を対象に、2009年4月1~15日にかけて実施された。

その結果、今回調査で宿泊旅行にかけられた費用総額の多い旅行先の1~4位は、東京都、北海道、沖縄県、京都府の順で前年と変わらず。一方、延べ宿泊旅行者数の多い旅行先では、前年同様順位を維持した、1位の東京都、2位の北海道に続き、前年5位の静岡県が3位に浮上。前年3位の長野県、同4位の神奈川県がそれぞれワンランクずつ順位を下げる結果となった。

また、テーマ別の満足度ランキングでは、全7部門中「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」、「魅力のある特産品や土産物が多かった」「魅力的な宿泊施設が多かった」、「地元の人のホスピタリティを感じた」、「大人が楽しめるスポットや施設が多かった」の5部門を沖縄県が制した。

テーマ別・都道府県魅力度ランキング

地元ならではのおいしい食べ物が多かった
1位 沖縄県
2位 高知県
3位 香川県
魅力のある特産品や土産物が多かった
1位 沖縄県
2位 鹿児島県
3位 京都府
魅力的な宿泊施設が多かった
1位 沖縄県
2位 千葉県
3位 大分県
地元の人のホスピタリティを感じた
1位 沖縄県
2位 鹿児島県
3位 秋田県
子供が楽しめるスポットや施設が多かった
1位 千葉県
2位 沖縄県
3位 和歌山県
若者が楽しめるスポットや施設が多かった
1位 千葉県
2位 沖縄県
3位 大阪府
大人が楽しめるスポットや施設が多かった
1位 沖縄県
2位 千葉県
3位 京都府