6月28日、歌舞伎町コマ劇場前広場「シネシティ」で開催された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の公開記念イベント「第3新歌舞伎町宣言」に、グラビアアイドルの仲村みうが綾波レイのプラグスーツ姿にコスプレして登場した。

イベント当日はあいにくの雨模様となったが、会場となった「シネシティ」にはおよそ700人のファンが集まった。今回仲村は「ネルフ広報部広報局第1課課長」としてステージに登場。「緊張しています」との第一声から、「課長の就任が急だったので、自分が『ネルフ広報部広報局第1課課長』であるとスラスラ言えないんですよ」と苦笑する。

そこからは、司会を務める「RADIO EVA」のKING 3LDK、サオリリスと3人でトークを進める。初めてエヴァンゲリオンを観たのは中学生のときとのことで、存在は知っていたが、自分が思っていたものとはまったくちがっていて、大きな衝撃を受けたと語る仲村。印象に残っているシーンでは、「僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジです!」と力を込めて熱演し、シンジ好きをアピールした。

エヴァンゲリオンのキャラクターについては、「シンジも好きだけどみんな好き」とのことで、碇ゲンドウについては、「いろいろな意味で『萌え』ですよ、彼は」と、こちらもお気に入りの様子。「飼われたいです、彼に(笑)」と少しアブナめの発言も……。

ステージでは司会者2人と熱いテーブルトーク

シンジのように急にネルフに呼ばれてエヴァンゲリオンに乗れといわれたら、「一回帰っちゃいますね。そして考え直して、そのまま引きこもっちゃう」と仲村。「あれはヒドイですよ」と第1話のシチュエーションについて熱く語り続ける。コスプレは中学生のころに本格スタートしたとのことで、初めてのコスプレが今回と同じ「綾波レイ」。最近ではカヲルやシンジなどの男性キャラが中心だが、「今は伊吹マヤちゃんになりたいです」。

ここで、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の鶴巻和哉監督から仲村みう宛の「手紙」が披露された。その内容は……、


■「鶴巻和哉監督からの手紙」
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』監督の鶴巻和哉です。仲村みうさん、ネルフ広報部広報局第1課課長就任、ありがとうございます。いきなりの派遣お疲れ様です。本日は別件のために現場には行けませんが、スタジオカラーを代表して課長にお手紙を出させていただきます。実は以前から仲村課長のブログをよく拝見させていただいています。だいぶ前になりますが、課長が初号機のフィギュアとイチャイチャしている写真を拝見した気がします。ありがとうございます。課長に質問ですが、ネルフって局内恋愛禁止なんじゃないでしょうか? また、課長ご自身が初号機以外で、付き合ってみたいのは誰ですか?


スタジオカラーを代表しながらも超個人的な質問に会場からも笑いが起こる。「局内恋愛禁止」については、「しょうがないじゃないですか、好きなものは(笑)」と開き直る仲村だが、「初号機と本気で結婚したいと思っていた時期があって、カバンの中には常に初号機のリボルテックフィギュア2体が入っていました」と、その熱い想いは本物のよう。とはいえ、「付き合ってみたいのは誰ですか?」という質問に対しては、「付き合うのと結婚は別でしょ?」と微笑みながら、「前は絶対にカヲル君と思っていたんですけど、最近シンジのよさに気付いてしまって……」。ちなみにシンジのよさについては、「なんでこんなにダメなの? この子って思っちゃって(笑)」

司会者からのリクエストでイラストを披露。最初はシンジを描く予定だったが、急遽レイに変更

トークにイラストにと熱いエヴァ愛を惜しげもなく発揮した広報課長・仲村みう。最後は「本当にすごい最初は緊張していたのですが、個人的に楽しんでしまって申し訳ないです(笑)。皆さん風邪をひかないように、エヴァでいっぱいパワーを貰って、気をつけて帰ってください」とステージを締めくくった。

■『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』公開記念イベント「第3新歌舞伎町宣言」
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