昔より結婚式の日取りを「大安」にするのが日本の定番。しかしながら昨今、結婚式場では仏滅なら割安になるプランも登場しているなど、大安日が日取り決定の最優先条件には必ずしもならないようだ。「Yahoo! パートナー」と「Yahoo! 縁結び」が実施した調査では、「大安にしたい」という回答は9%にとどまった。

同調査は5月29日~6月2日の期間、1,024人の男女を対象に実施。結婚式の日取りについて大安にこだわるかと質問すると、最も多かったのは「できれば大安にしたい」(35%)。次いで、「仏滅じゃなければいい」(26%)と「全くこだわない」(26%)、「大安にしたい」(9%)、「わからない」(4%)という順になった。

結婚したい月では1位に「10月」、続いて「5月」、「4月」が多く、気候の安定を理由に挙げた人が多数だった。そのほか、日取りを決定する際には、「自分の誕生日だから」、「両親が結婚式を挙げた月だから」などといった意見が多く、個人の思い入れも影響するようだ。ちなみに、「花粉症がない季節だから」という理由で10月や、「仕事が閑散期なので」(2月)、「1年のはじまりだから」(1月)、「いい夫婦(11月22日)にしたい」(11月)など、選択は様々だ。