俳優の坂口憲二が企画・出演したドキュメンタリーDVD『海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行』(7月24日発売 2枚組7,140円 販売元:ポニーキャニオン)の発表記者会見が12日、都内で行われた。

『海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行』の発表記者会見に出席した坂口憲二

サーフィンが趣味という坂口が写真家の横山泰介氏らとともに日本全国の海を巡って旅するドキュメンタリーである同シリーズは、2006年から2007年にかけてBS-i(現BS-TBS)で放送された4話ずつ全8回が放送。最終章となる今回は、坂口らが小笠原諸島、四国、宮崎を巡り、サーフィンを堪能しつつ、地元の人々と触れあい、その土地の文化に触れる。

小笠原までは、船で25時間半かけて移動したという坂口は「最初は『なんで飛行機がないんだ!』なんて思いましたけど(笑)、人生で一度あるかないかだと思うので思い切って船でいきました。不便で所だったけど、そういう所でどう生きていくのかを教えられたような気がします」と振り返る。「島には信号が一つしかなくて、それも子供たちに信号とは何のためにあるか教えるために設置されているんですよ(笑)」と豆知識も披露。「ゆるい空気が心地よかった」という大自然いっぱいの小笠原を堪能したようだ。

また、九州・宮崎では座禅を体験。「無になるのは難しかったけど、海に入っている時のほうが無になっているかも(笑)」と語り、「宮崎は、サーファーにとっては天国の場所。でも、東国原知事は言わないんですよね(笑)。もっと海をアピールしてほしい」と要望も飛び出した。

四国・徳島では、サーフィンのスポットを巡り、高知・民宿に泊ったという坂口。「1泊2500円で二つ星くらいですね(笑)。最高でした!」と満面の笑みを見せる坂口。写真左は横山氏

同じ事務所に所属する蛯原友里とRIP SLYMEのメンバー・ILMARIとの交際報道について聞かれると「個人的には残念ですけど(笑)、幸せになってほしいですね」と祝福。自身の恋のビッグウェーブについては「まだですね。これから台風シーズンが来るので頑張りたい(笑)」と

最後には「3年間日本を旅して、日本のことが好きになりました。四季もあるし、波も海によって全然違う。コンパクトなサイズなのに、たくさんのバリエーションがあるのに気付きました。こんな国、ほかにあるのかなって。皆さんにももっと日本を感じてほしい」とメッセージを送っていた。