7月4日に放送スタートするBS-TBSの連続ドラマ『ケータイ刑事 銭形命』(毎週土曜 23:00~23:30)の製作発表が8日、東京・赤坂の同局で行われ、主演の岡本あずさが出席した。

『ケータイ刑事 銭形命』の製作発表に出席した岡本あずさ

同作は、宮崎あおい、堀北真希らを輩出した「ケータイ刑事シリーズ」の第7弾。1年半ぶりの放送となる今回は、7代目のヒロインに雑誌『Seventeen』などで活躍中でドラマ『東京少女』シリーズにも出演した岡本あずさ抜擢。警視総監を祖父に持つごく普通の女子高生のヒロイン・銭形命が、IQ180という頭脳を武器に、コンビを組む松山刑事(松崎しげる)とともに難事件を解決していく。

製作発表に出席した岡本は、起用された時の気持ちを「不安でいっぱいですけど、同時にうれしい気持ちでいっぱいです」と話した。5月にクランクインし、現在3話を撮影中。愛知県出身で現在も名古屋在住という岡本は「週末に新幹線で東京に来て、日曜日に名古屋に帰る形ですが、とても充実しています」と順調ぶりをアピールした。

ヒロインの命がサックスを吹くという設定から、丹羽多聞アンドリウプロデューサーは「全編楽器した使わない音楽劇もやろうと考えています。岡本はサックス、松崎はギター、犯人はドラムスで」と構想をブチ上げ、初めて聞かされた岡本はびっくりした様子だった。

なお、同作の主題歌も歌うことになっている岡本は、8月27日に赤坂ブリッツで行われる公開収録で歌声を披露する。