ドミニク・サブロン氏

本格的フランス料理店「マキシム・ド・パリ」を経営するマキシム・ド・パリは、2008年に赤坂に開店させた高級ベーカリー「ル ブーランジェ ドミニク・サブロン」赤坂店に続き、日本初の工房を併設した直売店舗を7月末(予定)新宿にオープンすると発表した。

「ル ブーランジェ ドミニク・サブロン」赤坂店は、パリで最も注目されているというブーランジェ(パン職人)のひとりドミニク・サブロン氏の名を冠した世界初の店舗。素材を厳選し、長期発酵を経て丁寧に作られた本場のフランスパンが楽しめる店として、多くのメディアに取り上げられるとともに、行列ができるほどの人気を呼んでいるという。

新宿店イメージ図。場所は、地下鉄「新宿三丁目駅」C - 8出口すぐ

新宿にオープンする工房&直売店舗は、"他エリアへの出店"や"パン以外のラインナップ"に対する多くの要望と、サブロン氏との新たなコラボレーションに応える形で実現に至ったとのこと。同店舗は、都内各店舗へパンを供給する拠点としてだけではなく、カフェとしての営業やサブロンブランドのパン関連食材(ジャム・はちみつ等)の販売、パティシエ出身のサブロン氏が得意とするスイーツの製造や販売、セミナーや試食会の開催、パンを中心とした食事やライフスタイルの提案なども行う予定。同社では「パンから始まる本物のフランスの食文化を広めていきたい」とコメントしている。

新宿店では、本場のフランスパンはもちろん、スイーツの製造販売も行う予定