3月でレギュラー放送が終了するNHKの人気番組『英語でしゃべらナイト』の最後の収録が東京・渋谷のNHKで行われ、同番組に出演中の押切もえ、八嶋智人、パトリック・ハーラン、青井実アナウンサーが記者会見を行った。

記者会見に出席した青井実アナウンサー(左から)、八嶋智人、押切もえ、パトリック・ハーラン

2003年3月から放送がスタートして以来、多彩なゲストとのトークを英語や著名人に英語でインタビューするなど体当たりの企画で新たな異文化コミュニケーションのあり方を考えてきた同番組。3月16日の『大感謝祭スペシャル』(22:00~23:24)を最後にひとまずレギュラー放送を終了し、今後は不定期にスペシャル版として放送される予定だという。

同番組に2年間出演した押切は「凄く寂しい気持ちで一杯です」と寂しい表情をみせ、「2年前は(英語を)話すことが怖くて、心から楽しんで話せませんでしたが、3人のユーモアに鍛えられて度胸がつきました。今では大物の方にでも臆することなく英語で話す度胸がつきましたよ。英語は一生続けたいと思いますし、この番組で得た経験を生かしてもっと色んなことを学んでいきたいです」と最後は前向きに話していた。

「ウィル・スミスやキャメロン・ディアスと実際に会って、力強いメッセージを頂いたことは印象的。去年の夏のコロラドロケも凄く楽しかったです」と思い出話を語った押切

番組開始から出演したパックンことパトリック・ハーランは「正直ショック。6年間毎週やらせてもらってけど、遣り残したことは山ほどあります。オバマ大統領にも会ってないし、もえちゃんのアドレスも聞いてないし(笑)」と語ると、八嶋は「俺知ってるよ。後で教えようか?」と場を和ませ、最後は全員でオバマ大統領の「Yes,we can!」と合唱して締めくくった。