IMAGICA TVは10日、80年代に一世を風靡したTVアニメ『銀河旋風ブライガー』『銀河烈風バクシンガー』『銀河疾風サスライガー』の、「J9シリーズ」3部作を完全収録したDVD-BOXを発売すると発表した。

『J9シリーズ DVD-BOX』

「J9シリーズ」3部作は、シリーズで同一の世界(時代は異なる)を舞台とし、主要な声優陣は3作とも共通のキャラクター配置を踏襲して似通ったテイストを保ちながらも、それぞれに新機軸が盛り込まれた壮大なサーガとなっている。

『銀河旋風ブライガー』は、「J9」と名乗る4人組が、腐敗と悪がはびこる太陽系社会の政治機構や軍隊などの組織からはみ出して「宇宙の始末屋」稼業に乗り出し、3段変形する巨大メカを駆って悪人どもを退治していくストーリー。

J9の面々。左から飛ばし屋・ボゥイー、エンジェル・お町、ブラスター・キッド

J9のリーダー、かみそり・アイザック

スナイパーでギター奏者でもあるキッドは、特に人気の高かったキャラ。EDテーマもキッドの歌『さすらいキッド』だった

スーパーカー・ブライサンダーから飛行メカ・ブライスター、ロボット・ブライガーへとブライシンクロンマキシム!

第2作『銀河烈風バクシンガー』は、新撰組をモチーフとし、太陽系が「惑星海」と呼ばれる主権国家の群雄割拠となった時代に、生き急ぐ若者たちの青春群像が描かれる。戦闘ロボ「バクシンガー」は5台のコスモバイクが合体・変形。

左上段から諸刃のシュテッケン、ドン・コンドール、左下段から不死蝶のライラ、かっ飛びの佐馬、中央はビリー・ザ・ショット

ビリー・ザ・ショットは銀河烈風隊一番隊隊長で、バクシンガーのメインパイロット

かっ飛びの佐馬。かつて流れ者だったが、あるきっかけで銀河烈風隊特別隊員になる

第3作『銀河疾風サスライガー』は、禁酒法時代のアメリカを意識した舞台設定に、ギャンブルと「80日間世界一周」の要素を入れ、莫大な金額とプライドを賭けて主役チームが活躍。太陽系を旅するために搭乗する蒸気機関車型スペーストレイン「J9-III号」が、ロボに変形する。

抜きうちロック。その名のとおりガンファイター

I・C・ブルースと気まぐれバーディ

おとぼけビートはJ9-III号の運転を担う

I・C・ブルースは、JJ9(ダブルジェイナイン)チームのリーダーで宇宙最強のギャンブラー

DVD-BOXは、『銀河旋風ブライガー』(全39話・全6ディスク)、『銀河烈風バクシンガー』(全39話・全6ディスク)、『銀河疾風サスライガー』(全43話・全7ディスク)の全121話と過去の映像特典を全て収録したDVD19枚組で、新たに12ページのブックレットも封入されている。価格は60,000円。なお、発売形態はAmazon.co.jp限定発売となる。

タイトル J9シリーズ DVD-BOX
収録内容 『銀河旋風ブライガー』『銀河烈風バクシンガー』
『銀河疾風サスライガー』の全121話
発売予定日 2009年3月25日 品番 ZMSZ-4508
価格 60,000円
発売元 IMAGICA TV 販売元 メディアファクトリー
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