九州新幹線に新しい「つばめ」- 客室に金箔を採用した「新800系」を導入

    杉山淳一  [2008/12/18]

    九州旅客鉄道(以下、JR九州)は17日、九州新幹線用の「新800系電車」を導入すると発表した。在来の800系電車のデザインを進化させて、「先端技術から生まれた素材と今まで培われてきた素材と職人の技を組み合わせ、ユニバーサルデザインとエコデザインを充実させる」(同社)とのこと。同社は2011年の九州新幹線鹿児島ルート全線開業に向け、同車両を6両編成で3本製造し、2009年度から2010年度までに投入する予定だ。

    世界初の金箔貼り客室妻板

    荷棚や窓台には木を使用

    内装は、鉄道車両としては世界で初めて客室妻壁に金箔を貼るほか、漆、博多織、彫刻、沈金など、日本の伝統工芸を採用するという。荷棚の下側や窓台には木を使い、電話室を仕切る暖簾には久留米絣(かすり)を採用するという。車内には授乳などに利用できる多目的室を設置するほか、客室中央に文字ニュースなどの表示器を設置する。

    編成全体の平面図。各車両ごとに妻板やシートの柄が異なる

    外装は先頭車のヘッドライトに三次局面で凸型のライトカバーを装着し、「かわいい目にします」(同社)。ライトカバーは、鉄道車両としては世界で初めての採用になるとのことだ。

    先頭車両のライト部分に透明なカバーを取り付けてふくらみを持たせた。右は等高線で示した図。ライト部分が凸型に盛り上がっている。在来の800系は車体の曲面と同一

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