ネットマーケティングを行うアイシェアは8日、貯金箱に関する意識調査の結果を発表した。調査は8月下旬にインターネットによって行われ、372名の男女が回答した。

「現在貯金箱を持っているか」との問いには、31.5%が「持っている」と回答。男女別では男性26.2%の保有率に対して女性は37.3%と10ポイント以上も高かった。

「何円玉で貯金していますか?」(アイシェア調べ)

貯金箱を持っていると答えた人に、「何円玉で貯金しているか」を尋ねたところ、「500円玉」との答えが41.0%と圧倒的に多く、ほかの硬貨は数パーセントに留まった。一方、特に決めていないとの答えも4割を占めた。

また、貯金箱を持っている人を対象にした「貯金箱が満タンになるまで達成した経験があるか」との質問には、「達成した」が41.0%、「妥協した(途中で開けた)」が33.3%と"明暗"がくっきりと分かれた。さらに「いま実践中」との答えも25.6%に上った。男女別では、「達成した」のは男性39.2%、女性42.4%と女性の方がやや高く、「妥協した」は男性35.3%、女性31.8%と男性の方がやや高かった。年代別に見ると、「妥協した」は20代では過半数を超えたが、30代と40代は3割前後に留まった。これらを総合すると、女性のほうがやや計画的で、男女問わず年齢を重ねると少し我慢強くなると言えそうだ。