GMグループのシボレーは、2010年型新型カマロの詳細を公開した。同車は2006年のデトロイトショーでコンバーチブルモデル初めて出展され、22日には量産モデルの詳細が発表されていた。今回は、更に主要諸元なども公開されたもの。発売開始時期は2009年第1四半期とされているが、米国での価格や日本での販売は未定。

新型カマロ

2010年型新型カマロは、3.6L V6可変バルブタイミング機構付きDOHC直噴エンジン(最高出力224kW:300PS)を搭載する「LS」「LT」のほか、6.2L V8 OHCエンジン(最高出力 MT:315kW 422PS、AT:299kW 400PS)を搭載したハイパフォーマンスモデル「SS」が用意される。トランスミッションは共に6速MTと6速ATが用意され、駆動方式はFRのみ。SSのATモデルには低燃費を実現するというアクティブ・フューエル・マネジメントシステムが搭載される。全車にスタビリトラック・スタビリティ・コントロール、トラクションコントロールを搭載する。ブレーキはフロントがベンチレーテッドディスクで、SSにはブレンボ製アルミ4ピストンキャリパーを採用する。タイヤサイズは、LSとLTがフロントが245/55R18、リヤはLSは245/55R18、LTは245/40R19が選択できる。SSはフロントが245/40ZR20、リヤが275/40ZR20。

また、ボストン・アコースティック製プレミアム・オーディオシステムが搭載されるほか、車載通信機器にはBluetoothが採用されている。超音波式リヤ・パーキング・アシストシステムも採用されるが、導入時期は未定としている。そのほか、リモートスタートシステムも標準搭載する。

そのほかの主要諸元は全長4,836mm、全幅1918mm、全高1377mmで、ホイールベースは2852mm。車重(ATモデル。カッコ内はMT)はLTが1705kg(1700kg)、LSが1713kg(1718kg)、SSが1779kg(1755kg)。