米Appleは7月14日 (米国時間)、11日に世界各国で発売した多機能携帯電話「iPhone 3G」の販売台数が3日間で100万台に達したと発表した。またiPhone 3G発売開始にあわせてスタートしたオンラインアプリケーションストア「App Store」も好調にダウンロード数をのばし、すでに1,000万ダウンロードを超えているという。

iPhone 3Gは現在、米国や日本を含む北米、欧州、アジアの21カ国で販売されており、7月17日にはフランスでも発売される。販売台数が600万台を超えた初代iPhoneが備えていた機能に、3Gネットワーク対応、GPS、エンタープライズ機能の強化などが追加された。Apple CEOのSteve Jobs氏は「初代iPhoneは100万台までに74日を要したのだから、iPhone 3Gが世界中で素晴らしいスタートを切ったのは明らかだ」とコメントしている。

App Storeは、iTunes Store内に設けられたiPhone/ iPod touch用アプリケーションを提供するオンラインストアだ。ゲームやエンターテインメント、ニュース、旅行、ソーシャルネットワーキング、健康&フィットネス、仕事効率化など、18カテゴリで800本以上のアプリケーションが揃う。そのうち約200本が無料で、有料のものでも90%以上が10ドル以下で提供されている。