ハドソンは2日、ニンテンドーDS用ゲーム『桃太郎電鉄20周年』の発表会を都内で行い、CMキャラクターの陣内智則と、若槻千夏が出席。若槻は昨年末の『紅白歌合戦』以来、約3カ月ぶりとなる公の場で健在ぶりをアピールした。

陣内智則(左)と若槻千夏

2004年より『桃太郎電鉄』シリーズのイメージキャラクターを務めている若槻。昨年末の引退報道から、バラエティー番組出演などの芸能活動を休業し、古着の販売をスタートさせていた。さまざまな憶測を呼んだ引退騒動について若槻は「引退したわけじゃないんです。古着販売も便乗してみただけなんですよ。大発表しちゃうとハードルが上がってしまうんで(笑)、ブログでこっそり報告しました。今後は、バラエティー番組はお休みして、芸能活動は『桃太郎電鉄』1本で行きます!」と当面は古着販売に集中するという。

また、若槻は「3カ月間、1人で行動することが多くなりましたね。1人でいると普段気づかないことに気づいたり、色々と勉強になります」としみじみ。「今日、久々にテレビ番組を見たら、私も知らない若い娘たちがたくさんいて、私1人がいなくても大丈夫かなって……」と一瞬、寂しい表情も窺わせたが、「ここで話したことも明日には忘れちゃうんで、どうなるかわからないです(笑)」と若槻節で笑顔を見せた。

「世界のナベアツさんに会いたい。先日、あの人を初めて見ましたけど面白いですね。最近ブレイクしたんですか?」という若槻に「昔からブレイクしてるよ!」と陣内。芸能界に疎くなっている?

一方、陣内は子作りについて聞かれ「僕はいつでも発射オーライです(笑)。ただ、奥さんはしょっちゅう海外に行ったりして忙しいですから、まだ先になりそう」とコメント。記者から「"出発進行"はまだですか?」と聞かれると「何を言わすねん!」とツッコミつつ、「名前は桃太郎にします!」と宣言していた。

写真左から、キャラクターデザイン担当の土居孝幸氏、陣内、ハドソンの石塚通弘副社長、若槻、ゲーム監督のさくまあきら氏

ボードゲームソフト『桃太郎電鉄20周年』は12月に発売予定。今回は、歴史学習要素を加えたり、キャラクターやマップオブジェクトを3Dグラフィック化、タッチペン操作を導入するなど、様々な新要素が詰まっているという。タイトル通り、シリーズが誕生して20周年を迎える今年は、関連グッズの販売や、音楽CDの発売も予定されている。詳細は公式サイトを参照。

開発中のゲーム画面 (C)2008 HUDSON SOFT