スズキのインド子会社マルチ・スズキは、「スイフトセダン(SWIFT DZire : スイフト ディザイア)」を3月29日からインド国内で販売を開始すると発表した。スイフトのセダンタイプはこれが世界初となる。現在のところ日本へは導入予定はない。

SWIFT DZire : スイフト ディザイア

「スイフトセダン」は、コストパフォーマンスに優れた新型のコンパクトセダン。各国で走行性能の評価が高い「スイフト」のプラットフォームをベースに、1.3L(リッター)のガソリンとディーゼルエンジンを搭載。 オーディオスイッチ付きステアリングホイール、フルオートエアコン、オートドアロック、運転席・助手席SRSエアバッグ、4輪ABSなどを装備している。

マルチ・スズキ社では現在乗用車カテゴリーにおいては、「Alto(アルト)」、「Maruti800」、「Zen Estilo」、「WagonR(ワゴンR)」、「SWIFT(スイフト)」、「SX4セダン」などの機種を販売している。今回、充実した装備のコンパクトなセダンでありながら、購入しやすい価格帯のモデルを投入することにより、インド乗用車市場でのさらなる拡販を図る。またスイフトセダンは「SWIFT」、「SX4セダン」の生産を行なっているマルチ・スズキ社のマネサール工場で生産される。