日本気象協会は、今季の日本全国の桜(ソメイヨシノ)の開花時期の傾向予想を「平年よりも早い所が多い見込み」と発表した。

桜の開花は一般的に2月以降の気温が高いと早くなり、低いと遅くなる。気象庁発表の3カ月予報によると西日本から北日本の2月の気温は平年並で、3月から4月の気温は平年よりも高い見込み。このため今年の桜(ソメイヨシノ)の開花は平年よりも早い所が多いという。ただし西日本の温暖な地域では平年並となると予想する。

1月29日発表の桜前線予想図(日本気象協会提供)

開花予想の最も早い地点は、3月21日(予想)の高知県と大分県。最も遅いのは北海道室蘭市の5月2日~5日(予想)。

日本気象協会発表による全国59地点のソメイヨシノ予想開花日は、各地点の予想開花傾向や平年と昨年実績の開花日および全国の桜前線(予想)と共に天気・気象情報WEBサイト「tenki.jp」に掲載される。

なお、同じ情報を掲載する携帯電話用サイトも開設する(月額105円、EZwebは100円)。i-modeとYahoo!ケータイは「気象協会」から、EZwebは「てんコミ」から閲覧できる。日本気象協会による桜開花傾向予想はこの後2月下旬に第2弾が発表され、その後随時更新される。tenki.jp内の桜開花傾向予想ページは4月下旬まで見ることができる。

今年の桜開花は早目になりそう(イメージ写真)