ヤマハ、2008年モデル「YZF-R6」を発表

ヤマハ発動機は、600cc並列4気筒のスーパースポーツバイク「YZF-R6」を9月28日から開催される「パリ・ショー」(Mondial du Deux Roues 2007)に展示し、2008年モデルとして欧州市場で発売する。認定車としての国内販売は行なわれない予定(輸入車扱い)。

YZF-R6(ブルーイッシュホワイトカクテル1)

欧州での600ccクラスはスポーツ性の高い中間排気量として広く受け入れられており、市販車を使ったレース(プロダクションレース)もさかんに行なわれている。日本の4メーカーを始め、このクラスには高性能モデルが多く投入されている。ヤマハの「YZF-R6」はこのクラスの代表的なモデルであり、ほぼ2年に一度のペースで改良が施され、年度モデルとして発売されている。

従来(2006年)モデルの「YZF-R6」は高性能エンジンや「YCC-T」(ヤマハ電子制御スロットル)を初採用した。今回の2008年モデル「YZF-R6」では従来性能に加え、"サーキット走行でのエキサイトメント"、"よりクイックにバンクし素早く旋回、機敏なコーナーの脱出を楽しめるハンドリング"、"アイデンティティを活かしたオリジナルスタイルの進化"などをテーマに開発。新たに電子制御による可変エアファンネル付きインテーク「YCC-I」(ヤマハ電子制御インテーク)、量産二輪車初のマグネシウム製リアフレームなどが採用された。

エンジンは、コンパクトな燃焼室を実現する新作ピストンを採用、同社市販モデル最大の13.1:1という高圧縮比を実現した。また、F.I.(フューエルインジェクション)と「YCC-I」の組み合わせで、パワフルで扱いやすいい特性を得た。そのほか、新作エアクリーナーボックス、2番・3番エキパイ連結穴径の拡大、マフラー後端部形状変更によるコンパクト化などを行なった。

車体関係では、剛性と強度バランスを一新させた新フレームに変更。リアフレーム部分には、量産二輪車初となるマグネシウム製を採用した。車両重心から離れた部分を軽量化でき、マスの集中化を実現している。そのほか、リアアームの剛性バランス最適化、フロントフォークの剛性バランス最適化、新設計アルミ鍛造アンダーブラケット、リアサスペンションブラケット軽量化などを行なった。

主な仕様は、全長2,040mm×全幅705mm×全高1,100mm、シート高850mm、ホイールベース1,380mm、乾燥重量166kg、水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ、並列4気筒599cm3、内径φ67.0mm×行程×42.5mm、最高出力94.9kW/14,500rpm、最大トルク65.8Nm/11,000rpm、タイヤサイズ前120/70ZR17、後180/55ZR17など。

YZF-R6(ディープパープリッシュブルーメタリックC)

YZF-R6(ダークグレイメタリックG)

YCC-I。右側がエアファンネルが伸びている状態

同じく、スロットルボディ

新設計のデルタボックスフレーム

マグネシウムを使用したリアフレーム

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