東京都交通局は29日、10月1日の「荒川線の日」を記念したイベントを都電荒川線「荒川車庫前」下車すぐの荒川電車営業所にて開催する。同イベントは車庫見学会やきっず電車の運行など、大人も子どもも楽しめる内容になっているという。開催時間は10時から15時まで。

通常見ることができない都電車庫を見学できるチャンス

荒川線の日は、昭和49年10月1日に、長年親しまれてきた都電最後の2路線を一本化して誕生した「都電荒川線」を記念して定められ、毎年秋に記念イベントが開かれているという(ただし、2006年は諸事情により休止)。

イベント内容としては、通常入ることができない都電車庫をじっくりと見学できたり、今年5月に導入した新型車両9000形の撮影会が催されたりする。一方、子ども向けイベントとして都電に関するクイズ大会や、小学生以下を対象とした"きっず電車"の運行なども予定されている。

その他、都電車両の正面のLED方向幕に好きな文字を表示させ、カメラマンに撮影してもらえる「オリジナル方向幕記念撮影会」も実施。文字は7文字以内で漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字が使えるという。なお、オリジナル方向幕記念撮影会(はがきでの事前申し込み、定員20人)と車庫見学会・きっず電車の運行(当日抽選を実施)以外は誰でも参加できる。参加費用は無料。