大正製薬は、肥満に関する意識調査結果を5月8日に発表した。同調査は、2023年12月の期間、20〜69歳の男女を対象に、インターネットを用いて行われた。

  • 太りにくい体質に「とてもなりたい」「なりたい」と回答した人は、女性の6割以上

太りにくい体質になりたいと思うか聞いたところ、「とてもなりたい」「なりたい」と答えた人は、女性64.5%、男性45.5%に上った。特に女性では、20~50代の各年代で「とてもなりたい」の回答が最も多く、50代では72.5%が「とてもなりたい」「なりたい」と回答。男性も同じく50代が52.5%で最も高い回答率となった。

  • 太りにくい体質になるために大切なことは「基礎代謝のよい身体にする」、「食べ過ぎない」、「運動や筋トレ、ストレッチ」

次に、太りにくい体質に「とてもなりたい」「なりたい」と回答した人に、太りにくい体質になるために大切なことを尋ねたところ、「基礎代謝のよい身体にする」(52.3%)、「食べ過ぎない」(50.9%)、「運動や筋トレ、ストレッチをする」(47.7%)など、腸活に欠かせない回答がそろい、上位を占めた。

また、男女差の開きが、「基礎代謝のよい身体にする」(男性38.5%、女性62.0%)、「運動や筋トレ、ストレッチをする」(男性35.2%、女性56.6%)などで目立ち、女性の意識の高さが現れている。

  • 太るとわかっていてもやめられないものは、「お菓子/スイーツ」が60.5%でダントツの1位

太りにくい体質に「とてもなりたい」「なりたい」と回答した人に、太るとわかっていてもやめられないものについて聞いたところ、「お菓子/スイーツ」が60.5%でダントツの1位になった。男女別にみると、女性では、次いで「炭水化物」(34.9%)、「運動をしないでゴロゴロしてしまう」(33.3%)が、男性では、「揚げ物」(39.6%)、「お酒」(37.4%)が2位・3位にあがった。