松下電器、パナソニック オートモーティブシステムズは、同社のナビゲーションシステムに最新のPOI情報をダウンロードできる「おでかけストラーダ」サービスをスタートした。

最新のPOI情報をダウンロード可能な「おでかけストラーダ」

同サービスは、PC / 携帯電話 / アクトビラに対応したテレビなどからアクセス可能なサイトで、クラブストラーダに会員登録を行うことで利用可能になる(要IE)。会員登録/利用は無料だ。また、まだユーザー登録していない人でも利用できるお試し版も用意されている。

通常、ナビゲーションシステムでは、年に数回の地図データの更新時に、POI情報の更新も行われるが、おでかけストラーダはPOI情報(Point Of Interest:施設情報、スポット情報など位置情報と連動したデジタルコンテンツ)データをデータベース化したもので、現時点での最新のPOI情報をダウンロードしてストラーダで利用することが可能になる。ダウンロードしたデータは、SDメモリーカード経由で、同社のナビゲーションシステムに持っていくことが可能だ。なお、同社のストラーダシリーズのナビは、2003年の発売以来、すべてのモデルにSDメモリーカードスロットが搭載されており、このサービスを利用可能。それ以前のPanasonicブランドで販売されていたナビゲーションでも、SDメモリーカードスロットを装備したモデルならば、このサービスを利用可能とのことだ。

PC版のサイトでは、目的地や経由地などを設定して、ルートのシミュレーションを行うことも可能。ここで登録された目的地や経由地のデータは、SDメモリーカード経由で、ストラーダに持っていくことが可能だ。車内でナビを操作して目的地までの経路などをサーチするよりも、自宅でそれらの操作を済ませてしまっておいたほうが余裕ができる。これから本番を迎える夏の行楽シーズンに、強い味方となりそうだ。ただし、ストラーダに持っていけるのはシミュレーションで引いたルートのデータではなく、目的地と経由地のデータとのことなので、車内でルート検索を行った場合、必ずしもシミュレーションと同じ結果になるとは限らないそうだ。