おうち時間の増加を機に注目が高まっている楽器の演奏。「久しぶりにピアノを弾いてみよう」と演奏を再開する経験者や、「楽器にチャレンジしてみようかな」と新しく始める人も増えています。
そんな人たちにおすすめしたいのが、Bluetoothを活用した楽器演奏。 カシオ計算機の電子ピアノ「PX-S1100」では、付属のワイヤレスMIDI&AUDIOアダプター「WU-BT10」を装着することで、楽器の練習や作曲などをもっと楽しむことができるようになるんです。
では実際に、従来の電子ピアノやキーボードと比べて、おうち演奏の幅は広がるのでしょうか。今回は、趣味として作曲や演奏を楽しんでいるピアノ経験者のFさんに電子ピアノ「PX-S1100」を試してもらい、使用感を検証! 演奏動画とともに、感じた魅力などを紹介します。
電子ピアノ「PX-S1100」をアダプター「WU-BT10」と一緒に楽しもう
「PX-S1100」はコンパクトなサイズ感が特徴的な電子ピアノ。グランドピアノと同じ88鍵盤を搭載しているにもかかわらず、奥行きはわずか232mmです。
楽譜立てとペダルもセットになっており、自宅で本格的な演奏を手軽に楽しむことができます。カラー展開はホワイト、ブラック、レッドの3種類。すっきりとしたデザインでインテリアとしても部屋になじみます。
さらに同梱されているワイヤレスMIDI&AUDIOアダプター「WU-BT10」を使えば、スマートフォンやタブレットともBluetoothで連携可能。好きな音楽に合わせて演奏したり、DTMソフトと組み合わせて作曲を楽しんだりできます。
【動画あり】オーディオ接続&MIDI接続を実際に試してみた
ここからは、ピアノ経験者のFさん(20代・会社員)に協力してもらい、「PX-S1100」と「WU-BT10」をお試し! オーディオ接続とMIDI接続の使い心地を検証します。
◎オーディオ接続でお手本音源と一緒に練習
オーディオ接続機能を使って、お手本の音源とともに演奏練習にチャレンジします。
◎MIDI接続でオリジナル曲を打ち込み
MIDI接続機能を使ってDTMアプリとBluetooth連携し、オリジナル曲の作成にチャレンジします。
オーディオ接続編 解説(動画:00:17~01:00辺り)
【設定手順】
➀ 電子ピアノをBluetoothで連携するために、「WU-BT10」を「PX-S1100」背面にある「USB Type A端子」に取り付けます。
➁ 続いて「PX-S1100」の「FUNCTIONボタン」をタッチしながら、最低音部の「レ♭(C#)」をタップ。スマートフォンやタブレット端末のBluetooth設定画面で「WU-BT10 AUDIO」とペアリングします。
これで準備は完了!スマートフォン上で再生した曲を、「PX-S1100」のスピーカーから出力できるようになります。
もちろんYouTubeの動画や購入済みの音楽ファイル、サブスクリプションの音源なども再生可能。「演奏してみたい!」と思った曲をすぐにスピーカーから流して演奏練習ができます。
MIDI接続編 解説(動画:01:04~01:42辺り)
MIDI接続機能を使ってDTMアプリとBluetooth連携し、オリジナル曲の作成に挑戦します。
【設定手順】
➁ 準備はオーディオ接続時と同じ手順ですが、ペアリングするBluetooth名は「WU-BT10 MIDI」を選びます。
➁ 今回はスマートフォンのDTMアプリを使ってオリジナル曲の打ち込みを試してみました。
「PX-S1100」で弾いた曲は、リアルタイムでDTMアプリに録音されていきます。打ち込み後に確認してみると、音の強弱やテンポの変化なども忠実に再現されていました。 (オリジナル曲の音源はぜひ動画でチェックしてください!)
また今回は作曲にチャレンジしましたが、手持ちのMIDIデータを再生したり、その音に合わせて伴奏することももちろん可能です。
演奏、作曲、音楽鑑賞……「PX-S1100」は1台で何役にもなる!
電子ピアノ「PX-S1100」で演奏や作曲を試したFさん。検証が終わった後に感想を聞いてみると、「PX-S1100をもっと早く知りたかった!」と魅力を語ってくれました。
――電子ピアノ「PX-S1100」を使った感想はいかがですか?
Fさん:鍵盤を触ったときの感覚がグランドピアノに似ていて驚きました。鍵盤を押す重さや反動、それに音色もグランドピアノそのもの。オーディオ接続でお手本の音源を流しながら弾くこともできるので、自宅でピアノを練習したい人にもおすすめできると思います。イヤホンやヘッドホンをつなげば昼夜問わず演奏できる点も魅力的ですね。
――カシオの電子ピアノやキーボードに触れたのは今回が初めてですか?
Fさん:初めてです。カシオは時計のイメージが強かったので、電子ピアノも製造していると今回知り、驚きました。予想以上にコンパクトで、多機能なわりに難しい操作もなかったので気に入っています。デザインは本体の赤い色がとてもきれいで、部屋に置きたくなりましたね。また、音域が高音から低音まで幅広く、音色が本物のグランドピアノに似ているので弾きやすかったです。スピーカーの音質もクリアで、臨場感のある音だと思いました。
――今回はMIDI接続機能を使って作曲も試してもらいました。普段の作業環境と比べて違いはありましたか?
Fさん:「PX-S1100」は一度に幅広い音域の音を出すことができて便利です。普段打ち込みに使っているMIDIキーボードよりも鍵盤の数が多いので、フレーズを思いついたときに音域を気にせず一気に録音できました。音の強弱もDTMアプリ上でしっかり反映されていたので、作曲作業がはかどりそうです。
また、MIDIキーボードは使用時にパソコンとケーブルをつなぐ手間がかかりますが、「PX-S1100」はアダプターの「WU-BT10」を取り付けるだけでBluetooth連携ができて、準備が簡単でした。
――MIDI接続機能で録音した音を聞いた印象はいかがですか?
Fさん:改めて自分の演奏を聴き返すのは恥ずかしい、と思う一方で、客観的に振り返ることができて勉強になりました。弾きながら自分の耳に入る音と、周りが聴いている音は感じ方が違うので、ギャップを把握するのが大変なんです。
「PX-S1100」は手軽に演奏を聴き返すことができたので、「このフレーズをもっと上手く弾きたい」、「別の音に変えた方が曲にまとまりが出そう」などたくさん気づきがありました。
――Fさんの演奏経験についても少し伺えればと思います。ピアノを始めたのはいつ頃でしたか?
Fさん:4歳ごろからピアノ教室に通い始め、中学3年生まで続けました。大学時代は軽音楽サークルでキーボードを担当していましたが、社会人になってからは演奏する時間はかなり減ってしまっていますね……。キーボードも一応持っていますが鍵盤が軽くて物足りなさを感じているので、今回演奏してみて「PX-S1100」がほしくなりました。
――作曲を始めたのはいつからですか?
Fさん:小学3年生くらいからです。パソコンにフリーのDTMソフトを入れて、思いついた曲を打ち込んでいました。その後大学でメディア系の学部に進み、授業で作曲用のMIDIキーボードを使う機会がありました。とても便利だと思ったので自分でも購入し、今でも趣味で作曲をするときはMIDIキーボードを使っています。
ただ、MIDIキーボードは作曲用のものを買ったので、ピアノの練習には向きません。普通のキーボードとMIDIキーボードが両方置いてあるため、部屋のスペースが圧迫されて少し困っています。
――Fさんなら「PX-S1100」をどのような場面で使いたいですか?
Fさん:ピアノの練習や作曲作業のほかにも、結婚式の披露宴など外で演奏する機会があれば役立てたいです。比較的コンパクトですし、セッティングも楽なので活躍する場面は多いと思います。
また、Bluetoothでオーディオ接続すればスマホやタブレットに入っている音楽を流して、音質のいい音を楽しめるので、音楽鑑賞にも役立ちそうです。好きなアニメの曲とかも聴いてみたいです。
――最後におうちでピアノ演奏を楽しんでいる人たちに向けて一言お願いします。
Fさん:「PX-S1100」は、これまでパソコンを使わなければ難しかった音楽の楽しみ方を体験できる電子ピアノだと思います。ピアノ、作曲用キーボード、スピーカーなど、機材を個別に買わなくても、「PX-S1100」が1台あればすべてまかなえるはずです。
もし「DTMで曲を作ってみたいけれど必要な機材がよくわからない」と感じていたら、「PX-S1100」の導入を検討してもいいと思います。ピアノを弾くだけでなく、作曲や音楽鑑賞など幅広い用途で楽しんでほしいです。
電子キーボード「CT-S1」もおすすめ!
今回電子ピアノ「PX-S1100」で試演をしましたが、Bluetooth連携ができるアダプター「WU-BT10」は個別でも販売されています。そのため、「WU-BT10」を購入すればカシオ計算機の電子キーボード「CT-S1」でもオーディオ接続やMIDI接続をすることができるんです。
「PX-S1100」と同じくカラーはホワイト、ブラック、レッドの3色展開で、シンプルなフォルムや臨場感のある音色を楽しむことができます。電子キーボードの購入を検討している人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
Bluetooth連携によって、1台で演奏、作曲、音楽鑑賞などをすべて満喫できる電子ピアノ「PX-S1100」や電子キーボード「CT-S1」。おうち時間の楽しみを広げてくれるパートナーとして、ぜひ活用してみてください!
[PR]提供:カシオ計算機