時代やクライアントに合わせて変化。一つとして同じプログラムはない!?

――企業がこういう形で業務や会社をアピールすることについてはどう思いますか?

飛坂氏「規格外な感じでいいですよね。考えることは誰でもできると思うんですけど、それを実現させる瞬発力と実行力はすごいと思います」

並木氏「そもそもこういう企画が許される風土がいいなって思います。一つのアイデアをみんなで盛り上げていく、柔らかい発想を消さない社風というか」

北川氏「実際はけっこう苦戦しましたが……(苦笑)」

矢部氏「撮影自体は1日でしたけど、制作チームは前日の遅い時間まで、綿密なリハーサルを重ねて本番に備えていましたね。でも、これもひとえに、一人一人が他人事ではなく『自分事』として真剣に取り組んでくれた結果だと思っています」

育成の成果にこだわる人材育成会社として真摯な姿勢を保ちながら、一方でユーモアあふれる動画を世に発信。アルーの柔軟な社風を感じさせる

――矢部さんは今回、悪の親玉であるナイーボスを演じられていますが、いかがでしたか?

矢部氏「あれは誰もやりたがらないので、今回、会社のために泣く泣く私がやらせていただいたまででして……」

並木氏「でも、その割にはけっこう楽しそうでしたよね?(笑)」

――書類をプリントして、と頼まれてプリンターのスイッチを押すだけの社員、名刺を相手の真正面にかざして渡そうとする社員など、アルレンジャーで描かれているさまざまな「新入社員」の事例は本当にあったことなんですか?

矢部氏「弊社では、実際にあったような、なかったような(笑)」

北川氏「私はまだ入社2年目ですが、新入社員研修の時、訪問シミュレーションというワークで、訪問先を想定した部屋のドアを叩く力が強すぎたらしく、『もう来ないでください!』という強烈なフィードバックを受けた経験があります(笑)」

矢部氏「弊社には『教える』という概念はなく、『体験』で身につける、というのがすべての育成のコンセプトなんです。やはり、何事も実際にやってみないと覚えませんよね。たとえ間違っていたとしても、何度も繰り返すことで気づいていく。演技にせよビジネスマナーにせよ、現場の空気感を体感しながら自分のものにしていく。北川が経験した訪問ワークも、成長のための体験演習の一つです(笑)」

――確かにそうですよね。

矢部氏「アルレンジャーで伝えたかったことの一つには、わかり合えない世代間のギャップも正しい育成によって必ず埋まるはずだということなんです。世代が変わっていくと、どういう文化が正しくて、どういう文化が間違っているのかわからないですよね。今は飲み会一つにしても『それって意味があるんですか?』とか『それによって生まれる価値は何ですか?』と逆に質問される時代ですが、それは彼らの世代の価値観としては悪いことではありませんからね」

――では、人材育成や研修の場においても、年を追うごとの変化に対応する必要があるわけですね。

矢部氏「もちろん、自分の力で切り開いて欲しい"軸"となる部分はブレませんが、弊社の場合はお客様の風土や文化によって、研修内容を必ずカスタマイズさせていただいております。ですから、年代、世代で変化に適応しているのではなく、そもそも、一つとして同じプログラムはないと断言させていただく感じですね」

”教える”でなく、体験によって”身につける”がアルーの育成コンセプトだという

フリージャズの感覚で自由に集い、それでいて団結力のある集団を目指す!?

――ところで、北川さんは「育成戦隊アルレンジャー」のオープニングテーマやエンディングテーマなども手がけていると、先ほどお話しがありました。これはどういった経緯で?

北川氏「もともと音楽が好きで、高校生の頃から自分で曲を作ったりしていたんです。で、今回の企画が立ち上がった時に、頃合いを見計らって自作のデモ盤をスッと差し出しました(笑)」

飛坂氏「すごいですね! 改めて尊敬します」

並木氏「変わった人だと思っていたけど、ちゃんとしているんですね」

北川氏「今までどう思われていたのか気になりますが……(笑)」

矢部氏「彼はこう見えても(笑)、弊社の営業に同行してクライアントに『ALUGO』の説明をすると、必ず(受注が)決まるという、すごい社員なんです」

北川氏「いえいえ。弊社がベンチャー企業をうたっている以上、自分の与えられた役割にとどまらず、どんどん新しいことに挑戦していかなければいけないので、私自身もお客様とやりとりをしながらスピード感を持って新しい提案をすることを心がけているだけです」

――そういったスピード感や柔軟性は、アルーならではといった感じなんですか?

矢部氏「はい。個性の集団なので大変なこともありますが(笑)、ここ数年の採用者は粒ぞろいというか、優秀な人が多いですね。『自分が将来どうなりたいか』をしっかり考え、物おじせず、とことん考え抜いてやるべきことをきちんとやる。自分の人生を豊かにするために自分が成長していくのだ、という感覚の人が増えてきている気がします」

北川氏「そもそも弊社の代表が『いろいろな志を持っている人がいやすい会社にしたい』という言葉をメッセージとして社内に発信しているので、自由度は大いに感じますね」

矢部氏「たとえるならフリージャズのように、各自が自由に動きつつも、聴こえてくるサウンドはしっかりまとまっている、というのが理想です。…と代表の落合が話しておりました」

ジャズのフリーセッションのように、個性がお互いの能力を引き出し合う……。今回のインタビューからは、アルーのそんな特長を垣間見ることができた

――この素晴らしく興味深い会社のPRとなると、ますます「育成戦隊アルレンジャー」の続編が見たいところですね。

矢部氏「そうですね。この反響を考えると、リリースしたチームの責任として(笑)、第二弾を発信したいですね」

北川氏「あの苦労と疲労を考えると微妙ですが…」

飛坂氏・並木氏「いやいや、ぜひよろしくお願いします!」

(マイナビニュース広告企画 提供:アルー株式会社)

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