――ちなみに、モノクロモードは使われましたか?

はい。さまざまな使い道がありそうですが、私の場合は、モノクロ加工するための写真のセレクト段階で役立ちました。カラーで撮影して、RAW現像の際にモノクロに仕上げるというケースはよくあります。そんなときは、カラー写真を見ながら、写真の1枚1枚を頭の中でモノクロに変換しながらセレクトを行うのですが、SW2700PTなら、ディスプレイの表示をモノクロモードにして、仕上がり状態を事前に想定することができるので、非常に便利ですね。

――SW2700PTは、どんな人にオススメできそうでしょうか?

大画面で広色域のカラーマネジメント対応ディスプレイといえば、10数万円以上と高価な製品が多く、ハードルの高さを感じていた人もいると思います。しかしSW2700PTは、ハードウェアキャリブレーションによる正確な色再現を実現しながらも、財布に優しい低価格が魅力です。

プロ、アマチュアを問わず、画質にこだわり、レタッチやRAW現像、プリント作業などを深く楽しみたい人におすすめです。厳密な色再現が重要になるポートレートや商品撮影のレタッチ、階調表現にこだわったモノクロ写真のRAW現像などにも十分役立つと思います。

8-bitパネルの64倍にあたる10億色以上の色再現ができる10-bitパネルを採用。人肌の繊細なグラデーションもなめらかに表示

永山昌克(ながやま まさかつ)
写真スタジオを経て、1998年よりフリーランスのフォトグラファー。出版や広告の写真撮影、製品レビューの執筆を手がけるほか、ライフワークとして中国僻地をめぐり、風景やスナップを撮影。写真展に「チャイニーズ・ウエスタン」(銀座ニコンサロン)、著書に「写真の構図&アングル練習帳」(ソーテック社刊)、「逆転の発想の写真の入門の本」(MdN刊・共著)などがある。

(マイナビニュース広告企画:提供 ベンキュージャパン株式会社)

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