セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどの店内、高速道路のサービスエリアや空港、駅構内など各地に設置されているセブン銀行のATM。個人的な入出金や振込みで利用する人も多いだろうが、このATMでは、法人向けの「売上金入金サービス」も提供している。

簡単にいえば、飲食業、カーディーラー、引越し業者など複数の店舗を運営する企業の売上金が、全国に22,000台以上ある最寄りのセブン銀行ATMで、どこからでも一つの口座に入金できるという。

多店舗運営が抱える入金業務の課題

全国に店舗を展開する際、それぞれの地域の銀行に口座を作るケースも多い。そのため売上金の口座管理が煩雑になりやすく、メインバンクの取引口座へ資金を移動させる手間も必要となり、さらに通常のキャッシュカードでは従業員が出金できてしまう。

また、金融機関の営業時間外となる夜間や土・日・祝日に入金したい場合、まず利用を思いつくのは夜間金庫だ。しかし毎回必ず専用のバッグや伝票を用意しなくてはならず、支店の場所によっては人通りの少ない時間帯に現金の入ったバッグを持ち歩くなど、安全面での不安も残る。セキュリティや盗難への対策として入金機の設置も有効だが、店舗の規模によってはコスト面とのバランスが取れず、導入に踏み切れない企業も少なくないだろう。

利便性、コスト面での問題を解消

こうした課題に対し、セブン銀行ATMでは土・日・祝日を問わず、原則24時間365日売上金の入金が可能。防犯上、夜間の同じ時間帯に同じ店舗を利用し続けるのは危険も伴うが、同サービスではどのATMからでも入金することができる。コンビニエンスストア「セブン-イレブン」は夜間でも明るく有人であること、紙幣をスピーディーに入金でき、一般の利用者とほとんど区別がつかないことも防犯対策にうってつけだ。

さらに同サービスでは、店舗ごとに入金専用カードを用意。カードの番号と店舗を紐付けた管理に対応し、セブン銀行のインターネットバンキングサービス(※企業と銀行のコンピュータを接続して取引を行うサービス)を利用すれば入出金明細をリアルタイムに確認できる。セブン銀行の口座から普段利用しているメインバンク口座への売上金移動も簡単に行えるため、複数の店舗を展開する企業にとって、売上金を即時に支払手段として資金化できるのは大きなメリットだといえよう。

プランには入金1回につき手数料が発生する「Aプラン」、1日に何度入金しても定額の「Bプラン」を用意。入金する紙幣の枚数や頻度など店舗の運営方針に合わせて選べ、ランニングコストを抑えられるのも利点だ。

サービス開始当初から利用する「モンテローザ」に聞く

同サービスが提供開始となった、2008年から利用し続けているモンテローザ。現在は総店舗数2,145店舗(2016年2月末現在。海外11店舗含む)のうち約700店舗へ導入し、各店舗の売上金入金管理に活用している。導入前は夜間金庫をメインに使っていたが、リアルタイムで入金確認が取れず、入金伝票への記載の不備もあったという。

同社の経理部副部長 兼経理課長の栄花正次氏は「使用するのは入金専用カードなので万が一紛失などがあった場合にも安心・安全ですし、操作方法は普通のキャッシュカードを使った入金と変わらないので誰でも簡単に扱えます。経理業務でもカード番号で入金管理ができ、入金情報もオンライン上ですぐに確認できるため、導入前よりも効率化が図れました。また、セブン銀行ATMは全国にあり、店舗の近隣で入金先を確保しやすく、有人であるコンビニエンスストアで入金が行えるのは、防犯上も安心です」と語る。

今回お話を伺った加藤諒一氏、栄花正次氏、中原章裕氏(左より)

「夜間金庫は、それぞれの銀行によってかかるコストが一定ではありません。売上金入金サービスは手数料がシンプルで、分かりやすい料金体系なのがいいですね」と経理部 経理課 主任の中原章裕氏も手ごたえを語る。

一方、セブン銀行のATMでは安定的な稼動を行うため、硬貨の取引に対応していない。しかし同社経理部 経理課 係長の加藤諒一氏は「硬貨が入金できない分、端数が発生しますが、これに伴う計算や管理の手間は、さほどではありません。それ以上にリアルタイムで数字を確認できることの方がメリットとして大きいです」と、同サービスに魅力を感じているという。

2016年3月末時点のセブン銀行ATMは22,472台。毎年約1,300台のペースで増え続けている。店舗の売上金について課題を感じている企業は、今後もますます利便性の高まる同サービスの導入を検討してみてはいかがだろうか。

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