【特別企画】

産休後に職場復帰する極意とは!? バリキャリ女子の夢みる未来を覗いてみた

 

こんにちは。若いころ仕事に熱中するあまり、結婚の約束を蹴り続けてしまったため未だ独身のコヤナギユウです。
1986年に男女雇用均等法が施行され、現在も女性による社会での活躍が期待される昨今。それと同時に晩婚化が進みました。
2015年に女性たちの価値観は一変し、自己実現や社会貢献のため仕事に打ち込む女性がさぞ増えたのでしょう。しかし女性のキャリア形成において、ついてまわるのが結婚と出産。仕事での評価と実績を求めまい進していくあまり、家庭を持つことに躊躇する女性も多いように思っていたのですが……。

マイナビニュースでは女性読者300名を対象に、「結婚・出産」に関するアンケートを行いました。現代の女性は結婚と仕事のバランスをどう考えているのでしょう。

結婚を思いとどまっている(思いとどまっていた)事がありますか?

出産を思いとどまっている(思いとどまっていた)事がありますか?

結婚を躊躇したことがある女性は15.7%。さらに出産にためらいを感じている女性は10.3%でした。意外と少ない印象です。やはり世の女性たちの多くは、結婚・出産を仕事以上に重要ととらえている傾向があるのかもしれません。

しかしその一方で、世の中の晩婚化は進んでいます。特に出産に関しては「いったんキャリアから下りてしまうと、仕事に戻れるかすごく不安」という声も多く見られます。たしかにお財布事情を考えると、専業主婦という選択肢はほとんどない家庭も多いと思います。「女性がずっと働く」ということは、もはや子供を産むまでの社会修行ではなく、生きるための手段になってしまったのではないでしょうか。

社会は、将来を思い仕事と家庭の両立にためらってしまう女性のことを「バリバリ働くキャリアウーマン」として「バリキャリ女子」と名付けました。 今回、将来に不安を抱えている31歳のバリキャリ女子が、結婚・出産後、仕事復帰を成功させた女性に、「心のうち」を相談してみました。

登場人物紹介


H岡さん:36歳のデザイナー。2年前に第一子を出産し、時短勤務で職場に復帰中。



M畑さん:31歳のマスコミ業界勤務。いわゆるバリキャリ女子。34歳で出産し、36歳で職場復帰したいと思っている。


はまペン:横浜銀行のキャラクター。かわいい風貌とは裏腹に、男気あふれるふるまいにときめく女子があとを絶たない。はまペンのプロフィールはコチラ


コヤナギユウ:いろいろな人の「夢みる未来」に興味があるアラフォーの独身。

長いキャリアだからこそ、いったん降りる

M畑さんは「バリキャリ女子」とお聞きしましたが。

バリキャリという意識はないのですが、仕事はがんばっている方だと思います。できるだけ長く続けたいですね。

結婚願望は?

あります! 32歳までに結婚して、34歳に出産、36歳には職場復帰したいと思っているのですが……。

なるほど。本日は、そのライフプランを実現している元バリキャリ女子を連れてきました。

えー!?

初めまして、わたしもそれを聞いてびっくりしました。まさに32歳で結婚して、34歳に出産、36歳で職場復帰しているんですよ。

ええー!! 私のプランとまったく一緒ですね。H岡さんはどんなお仕事を?

広告代理店でグラフィックデザイナーをしています。専門学校を卒業後、制作会社に就職して3年。経験を積むために2社ほど転職しました。いまの広告代理店では産休期間を含めて6年目ですね。

結婚願望はありましたか?

いえ、まったく。

え、そうなんですか!

仕事をがんばっていきたかったんです。それに、これまで付き合ってきた男性は、仕事をしていなかったり、生活が不安定だったりして頼る相手という感じではなかったので。

それは……俗に言う「ダメンズ」ってやつじゃないですか。

そうなんですかねえ。私はいつも仕事に夢中で相手と向き合えていなかったので、結婚には向いていないんだなと思っていました。でも、結婚はできなくても、パートナーにはあこがれていたんですよ。老後、縁側に座って一緒にお茶を飲むような相手が欲しい、とまわりによくこぼしていました(笑)。

いまの旦那さんとはどうやって知り合ったんですか?

友人が主催していた小さなイベントで出会いました。けして派手なタイプではなかったんですけど……、いま思うと一目惚れだったのかもしれません。

へえーー!

付き合った当初から結婚を意識していたわけではないんですよ。付き合いだして一年目、一度もケンカをせずに穏やかでいられた。それに気が付いたとき、この人とは結婚できるなあと思いました。

いい話ですね。

我ながら、旦那さんと出会えたことは奇跡だと思っています。それまであまりいい恋愛をしてこなかったし、もう諦めていたので……。

あやかりたい……。

いいですね、そういう出会いが欲しい…。でも、このままの生活で、そういう素敵な恋愛、結婚ができるか、とっても不安です。

不安?

はい、いまは生活の80%以上を仕事に占められています。20代のときはパワーがあったから気にしていなかったけれど、正直、30歳が決断のタイムリミットだなと。仕事もプライベートも、どっちも100%満足して幸せになれることはないんじゃないかと。祖母にも「結婚をしたいなら、仕事をあきらめろ」とよく言われます。

自分でも結婚したいなら仕事を諦めなきゃいけないって思う?

はい……というか、結婚して幸せになりたいなら、仕事で上を目指すのはあきらめなきゃ……って思います。

確かに仕事もプライベートもすべて100%ではいられない。いまの旦那と出会い、仕事だけに向けていた情熱の割合が変わったのも事実です。でも仕事をがんばっていた自分だからこそ、いい出会いに恵まれたのかもしれない。仕事を通じて成長した自分とだから、彼が好きになってくれたのかもって。

まさに理想ですね。

それに子どもがいないときは独身時代とほとんど変わらなかったので、「仕事を諦めた」っていう実感はないですよ。うん、大丈夫。

妊娠・出産って頭が「パー」になる

たしかに子供がいなければ生活ってそんなに変わらないのかも……でもキャリア女性の妊娠って、いろいろ身体や環境の変化があって大変だと思います。ちなみに、一番大変だったことはなんでしょう?

妊娠・出産って頭が「パー」になるんですよね。

えぇ!?

わたしは旅行でもいろいろ調べて下準備をして、旅のしおりとかをつくってしまうタイプなんですよ。妊娠期間中も出産後のことをたくさん調べました。出産や子育てに不安はありましたけど、すべて準備万端だと思っていたんです。

さすがですね。

それが全然! 予想外の出来事だらけ。たとえるなら毎日が「繁忙期」。子育ては24時間営業ですからね。体力的にもまったく余裕がなくて、考える時間もなかった。目の前の「子育てタスク」をこなすだけで精一杯です。

充実の毎日ですね。

たしかに、子育ては大変ですけど子どもはかわいいし、毎日成長が見えて楽しいんです! ただ、それまで暮らしていた世界とは全然違うところにいるんだな……、という感覚はありました。

職場から離れてしまった、ということですか?

それもありますけど、そのままの意味ですね。乳幼児は細菌に弱いので生後1カ月は極力外出を避けなきゃいけない。だから、家族以外にはほとんど会えないわけです。

物理的に違う世界に。

乳幼児は本当に目が離せないですからね。唯一ほかの世界とつながっているのは、授乳の時に赤ちゃんを抱えていない方の手で持つスマートフォンのSNSだけ。書き込む余裕はないから、見ているだけなんですけどね……。変わらず活躍している同僚を見ると何ともいえない、「置いて行かれてしまった」気分になりましたね。これは、どのママさんも感じることだと思いますが……。

なるほど。そんなとき、何をしてもらえると嬉しいんでしょうか?

誰かと話したくて仕方がなかったので、家に遊びに来てもらえるとすごく嬉しかったですねー!

そうなんですね! 育児中は迷惑だろうと訪問を控えていましたよ。

16~18時くらいは育児が落ち着いていることが多いので、そのくらいに行くといいと思います。むしろ、来てください(笑)。

家庭と仕事を両立させる秘訣は「20%の余力」を持つこと

最初から産休後に職場復帰をする予定でした?

はい。離職後に復帰するのはむずかしいですし、子どもを保育園に入れたいと思っていたので。

保育園と会社、関係があるんですか?

都心の保育園はどこも人気で入園しにくいんです。そこで、認可保育園は家庭環境によって入園できる子どもの優先順位を決めています。その中で「両親とも共働き」というのはとても重要。子どもを保育園に預けたいなら、職場復帰をするつもりがなくても、会社に籍を置いてもおいてもらうのも手だと思います。

はああ~、勉強になります!

H岡さんの復帰はスムーズに受理されましたか?

ええ、過去に職場復帰してくれた先輩ママさんがいたので。ただ、まだまだ社内での実例が少なく、規則が整備されているとはいえませんでした。細かい要望は自分から積極的に伝えて、改善をお願いしています。

ええっ、言いづらくないですか?

会社だってそれまで育てた社員に辞めて欲しくはありませんよね。制度が整っていないのは、実例が少ないからなんです。自分のことだけ考えると言いづらいですが、その後に続く後輩のことを思って、積極的に伝えた方がいいと思います。

いまは時短勤務で働いているとのことですが、出産前と比べて働き方は変化しましたよね。

ええ、それはもう。いままでは仕事を120%がんばってきましたけれど、いまは仕事が50%、育児が50%。残り20%の余力を持つことが大切です。

余力、ですか。

子育ては仕事みたいに「この山を乗り越えれば休み」というような区切りはつけられません。「20%の余力」を残しておくことで、身体は疲れても心が潰れないんです。

100%の上に20%の余裕を乗っけられるのは、バリキャリとして仕事をがんばってきたからこそ得られた拡張機能ですね!

でも家庭の中には子育てのストレスだけじゃないですよね。結婚していないわたしでも、余裕がなくて彼氏とケンカしてしまうことがあります。

それは仕方ない。旦那さんへのストレスはまた別です(笑)。本当に些細なことなんですよね、ケンカの原因って。わたしがいつまでも寝ていて子どもの面倒を旦那さんに任せっきりにしてしまったり、旦那さんが何度言っても入浴後の浴室のドアをしっかり閉めないとか、そういう……。いつもなら「はいはい」と流せるものも、気になってしまう時ってあります。

そういうときはどうするんですか?

お互いに近寄りません(笑)。

シンプル!

でも子どもが寝静まってから、自分たちが寝るまでの1時間を大切にして過ごしています。コンビニでスイーツを買ってきて、ちょっといいコーヒーを淹れて、「飲む?」って声をかけて、仲直りをします(笑)。

猛烈に結婚をしたくなりました……!!

家族になることで見えてくる「大切」のやりかた

でもお二人みたいにキャリアを積み上げてきた人が、ビジネスの最前線から退くには勇気がいるんじゃないですか?

仕事が好きだからこそ、いったん最前線から降りるんです。どうせ「長いキャリア」になっていくんですから。

長いキャリア……。

なるほど。では逆に、結婚することで仕事がスキルアップしたなぁとか、プラスになったとこはありますか?

そうですねえ。「家族のために」と思えば、仕事も前以上にがんばれますよね。旦那になにかあったときは、私が大黒柱にならなくてはいけない。一緒に家庭を作りあげていく中で、奥さんの仕事スキルはあって越したことはないと思います。それは旦那も理解していて、応援してくれているし。

お互いに応援し合えるって、すごくいいですね。

わたしは、いまの旦那さんと出会えたことは本当に奇跡だと思っているので、精一杯大切にしようと思っています。

「好きなひとを、いつまでも大切に暮らすのだ」

「大切にする」ってよく言いますけど、具体的にどういうことなんでしょうね。上手くいっているときはいいですけど、上手くいっていないときに、その「大切にする」やり方、みたいなのが重要な気がします。

大切にする……ですか。直せないことを許して、許容し合うこと、ですかね。

どういうことですか?

わたしはそういうギクシャクしてしまう問題って、一度に全部は解決できないと思うんですよ。だから、「あれ?」と思うことがあっても3回に1回くらいしか伝えないようにしています。「許して譲る」ことが大切にするということかなと思います。

もはやH岡さんと結婚したいです。

今回、「バリキャリ女子」という言葉が流行している背景として、彼女たちの自己実現のためだけではなく、「自分のキャリアで家族を守る」という責任感を垣間見ることができました。

そんな自分たちの姿勢を応援してもらうために、パートナーを理解し「大切にする」。恋人という特別な存在を越え、家族になることはすばらしいけれど、そこには恋人同士のときにあったドキドキの「非日常」ではなく、淡々とした「日常」が流れています。だからといって、お互いがいることは「当たり前」じゃないはずなのです。

あなたのそばで夢みるよ♪
あなたの今日を 未来を♪

二人がパートナーになって、二人が三人になって、家族になる。いつまでも一緒に暮らしていくために、大切に想う気持ちをしっかり伝えたいですね。

はまペンの名言はこちら!

ライター

コヤナギユウ
デザイナー/イラストレーター/エディター。 旅先などでの体当たり絵日記風のブログが人気。住処は主に布団の中。

(マイナビニュース広告企画:提供 横浜銀行)

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