文字編集やカットなど、簡単&便利な機能が満載!

タイトル(文字)編集は動画のキモ

動画に文字を重ねるのも超カンタン。オレンジのバーを動かして文字を入れたいところまで持っていき、そこで「T」アイコンを押すと文字入力画面が出る。タイトルもそれ自体が一つのオブジェクトとして扱われるので、あとから移動したり編集したりも簡単だ。画面に重ねることもできるし、画面のないところにタイトルだけを置けば、黒地に白文字で表示できる。

文字を画面に重ねる場合は、明るさを下げてやるといいかも

その際に、画面と文字がかぶって見づらくなるという場合は、背景の明るさを下げてやるといい。オブジェクトの真ん中あたりにあるダイヤ型のアイコンをクリックしながら下げてやると、オブジェクト全体を暗くすることができる。

カミソリアイコンがカット機能

カットすることでその前後を別々のオブジェクトにすることができる

もう一つ覚えておきたい機能が「カット」。オブジェクトをオレンジのラインでカットし、2つのオブジェクトに分離する機能だ。例えば先ほどの明るさ調整などは、オブジェクト単位でしか行えないので、「このオブジェクトの明るさを後半だけ暗くしたいな」というときは、暗くしたいところで「カット」し、後半のオブジェクトだけ編集してやるといい。同様に、BGMをカットして後半を少し移動してやれば、「BGMが突然途切れて、一瞬経ってから続きが再生される」という演出も可能になる。いろいろと応用の利く便利な機能なので使いこなしたい。

完成!

高画質で保存すると当然ながら動画の容量が跳ね上がる

ということで動画が完成した。最後は画面右上の「書き出し」から保存形式を選ぶ。10分程度の動画の場合、HD品質でmp4だと書き出し時間は10分弱程度だった。もっと時間がかかるイメージだったので、これはうれしい誤算である。

Movie Pro MX」、たしかにMさんがいうようにかなり使い勝手がいい。まだまだ使いこなせていない機能もたくさんあり、例えば「映像の一部にモザイクを入れる」、「動画や静止画を変形・移動させて組み合わせる」といったことも可能らしい。これらの機能を使いこなせば、高度なボカロPVの作成も意外と簡単にできるかもしれない。一方で、マニュアルも見ないまま手探りでスタートしたにも関わらず、どの機能も迷うことなく使えるという操作性の良さは驚きである。タイムラインにオブジェクトを配置していくという動画の作り方はわりとスタンダードなものだが、「Movie Pro MX」はさらに各機能の使い勝手がブラッシュアップされ、初心者でも少し触れば理解できるレベルに落とし込まれた、バランスのいいソフトだと感じた。

ちなみに、基本のパック内には付属マニュアルはもちろん、使い方の解説DVDも入っているので、何が出来るか少しは調べてから作りたいという人は、そのDVDや、製品のWebサイトを参考にしてもいいかもしれない。基本パック以外では、ボイスロイドがセットになったものもある。動画にナレーションを入れたい、むしろボイスロイドに合わせて動画を作りたいといった人にはそのようなパックもオススメだ。

完成した動画はコチラ!


(マイナビニュース広告企画)

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