日本ギガバイトは10月12日(土)、「GIGABYTE G1 Killerシリーズ紹介イベント」を東京・秋葉原のソフマップリユース館で開催した。そのイベントの模様をレポートする。

「GIGABYTE G1 Killerシリーズ紹介イベント」では、まずゲーマー向けハイエンドマザーボード「GIGABYTE G1 Killerシリーズ」の紹介が行われた。同シリーズは、ファンに15度の傾斜を設けたことでより効率的に冷却ができる「WINDFORCE 3X」、熱の発生源から冷却源に対する熱の輸送効率を高める「コンポジットヒートパイプ」、三角構造となったヒートシンクを採用することで効率的な熱の放出を実現する「Triangle Cool テクノロジー」の3つを大きな特徴としている。さらに、通常のマザーボード基板に比べて2倍の銅薄層を持つ基板を使うことで、耐久性を大きく高めているという。

イベントの様子。多くの人が足を止め、イベントに参加していた

「Gaming Audio Amp」交換のデモも実施

GIGABYTE G1 Killerシリーズのマザーボードの新製品は計13機種に及ぶが、それぞれ「オーバークロッカーモデル」「ゲーミングモデル」「スタンダードモデル」の3つのラインナップに分けられるという。ゲーマー向けのイベントである今回は、ゲーミングモデルの「G1.Sniper 5」のパッケージおよび基板が展示された。同製品はCreative社製の「Sound Core 3D」チップを採用したことによる高品質サウンドを魅力としている。また、搭載しているオペアンプ「Gaming Audio Amp」を交換できる点もユニークな特徴だ。イベントでは実際にオペアンプを交換するデモンストレーションも行われ、集まった参加者から驚きの声が上がっていた。

さらに、オペアンプを使った場合と使わなかった場合の、音の変化の聴き比べも行われた。PCスピーカーを使った試聴では、野外のイベントだったために音割れする場面もあったものの、音の増幅性の違いは明確だった。イベント後に、ヘッドフォンを使って試聴してみたところ、音の厚みや迫力はさらにはっきりと体感することができた。高音質なサウンド環境はゲーマーにとっても欠かせないポイントだけに、イベント参加者は熱心に音の違いに聞き入っていた。

イベントには、日本ギガバイトとスポンサー契約を結んでいるプロゲーマーチーム「DetonatioN」のメンバー「ともっち」氏も登場。普段からゲームをする際にはG1.Sniper 5を使用している、ともっち氏は「G1.Sniper 5は音がすごく良く、耐久性も良いのでとても使いやすい」とゲームのスペシャリストという立場から同製品の魅力を語った。

ともっち氏は、ゲームのオリンピック「World Cyber Games 2013」での「World of Tanks」部門の日本代表選手である。そこで、G1.Sniper 5を搭載したパソコンを使って、イベント参加者たちと一緒にPC用オンライン対戦ゲームWorld of Tanksを店頭で実演した。ベラルーシ発の戦車ゲームであるWorld of Tanksは、すでに世界で7000万人ものユーザーを獲得している人気ゲームとあって、イベント参加者はともっち氏のプレイと迫力満点のグラフィックスに興味深そうに見入っていた。ともっち氏と対戦した参加者にはギガバイト特製のストラップが贈られた。

イベントの最後には、日本ギガバイトのイベントでは“恒例”となっている「じゃんけん大会」が開催され、勝者にはギガバイト特製ノベルティグッズなどが贈呈され、ソフマップリユース館店頭は拍手と歓声に包まれるなど、大いに盛り上がりをみせていた。