マウスコンピューターの創業20周年を記念し、マイナビニュースの誌上で募集したこちらのモニターレビュー・キャンペーン。今回、1,500件を超える非常に多くの応募の中から、見事当選した「manya嫁」さんに、この20周年を記念したマイナビニュースとマウスコンピューターのコラボPCである「LuvBook K シリーズ LB-K815B-SH-MN」のレビューを送っていただいた。仕事はWebコーダー、趣味で漫画制作(ちなみに、冒頭のタイトル画像と本文中のイラストもmanya嫁さんの作品です)なども行うというmanya嫁さんの目に、LB-K815B-SH-MNはどう映った!?
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マウスコンピューター創業20周年記念・マイナビニュース特別コラボモデル「LB-K815B-SH-MN」はどんなシーンにも、どんな需要にも柔軟に対応できてしまう『全部入り』ノートパソコンです。
僭越ながらその魅力をレビューさせて頂きたいと思います。最後までお付き合いください。
しっかりした梱包は製品への信頼につながる
大変しっかりした梱包状態で宅配されてきました。段ボールに白インクでマウスコンピューターのロゴが印刷されており、箱を開けるとまず「welcome」というメッセージが目に飛び込んできます。新しい製品を購入して開封時のワクワク感に+αをしてくれます。
もちろんデザインだけではなく、その丁寧で丈夫な梱包方法は好感がもてます。
説明書はシンプルに、かわりにネットや電話でのサポートは常に1年間無料
それでは内容物を見ていきます。
ファーストステップガイドには、本体の設置とWindows8の初回設定の仕方が簡単にまとめられています。
マウスコンピューターサポートマニュアルの内容は、こちらのコラボパソコンやLuvBook Kシリーズ本体のマニュアルというよりは、一般的な起動と終了の仕方やキーボードやマウスの操作方法などを、PCを主なモデルとしての説明しているもの。よくあるメーカー製パソコンの取扱説明書をイメージして読み始めると戸惑うかもしれません。本体に関する説明についてはマウスコンピューターWebサイトの製品情報ページを参考にする方がよいと思います。
また[1年間 標準保証] 初期不良対応1カ月+センドバック修理保証がついている事と、24時間電話サポートは1年以降も常にうけることができますので、どうしても分からない点があった場合はそちらを利用することも可能です(もちろんFAXやメールでの問い合わせも可能)。
様々な付属品のなかでわたくしが個人的にいちばん便利だと思ったのは、Windows エクスペリエンス/基本操作です。
初めてWindows 8を触る人が必ずぶつかる疑問点を、わかりやすく1枚にまとめたもので、Windows 8に慣れていない方にとっては非常に有益な内容となっています。
ファーストインプレッションは……「全部入りの贅沢パソコン!!」
「なんて贅沢なパソコンなのだろう。こんな贅沢なものがこんな値段で!?」と深夜の通信販売番組のように思わず言ってしまいました。せっかくパソコンを買うなら色々なことに使えるものが欲しい、という方にはぴったりではないでしょうか。
デザインも光沢のある天板と表面のさりげない模様、そこにアクセントとして銀色のマウスコンピューターのロゴが配置してあり、大変凝っています。
パームレフト部がヘアライン加工されていてさわり心地がよい。また矢印キーが上下左右全て同じ大きさなのがゲームなどをやるときにとても快適 |
タッチパッドのパッド部分、左ボタン、右ボタンを独立タイプなので、ジェスチャー使用時にうっかりボタンを押すこともなく使用できる |
そして入力部分についてですが、タッチパッドがマルチタッチ対応で、Windows 8が大変使いやすくなっています。(チャームを出すのもパッドの右はじを指で内側にはじく動作で出てくる)。
またコントロールパネルから、動作や反応速度などを細かく調整することも可能です。うっかり触って意図しない動作をさせたくない場合にも便利になっています。
本体サイズはW374×D250×H35~44mm、重量は約2.71kg。サイズは結構大きいので、常に携帯するノートパソコンというよりは、その大きさから、普段は据え置き型として使用することが中心になると思います。
SSDとHDDの2台搭載で起動の早さは折り紙つき
それでは今度は、各種ベンチマークの結果を見ながら「LB-K815B-SH-MN」の性能について見ていきたいと思います。まずは標準でついているWindows エクスペリエンス インデックス(以下WEI)です。
通常使用時にはCPU内蔵グラフィックスを使用している影響で、WEIの基本スコアは低目となっています。ですが、作業中などに実際に負荷がかかった場合は、グラフィックスに性能の高いNVIDIA GeForce GT 650Mを利用することになります。「GeForce GT 650MはIntel HD 4000内蔵グラフィックスと比較するとノートPCの性能を最大4.5倍加速させる(※公式サイトより引用)」ということですので、稼働時のグラフィックのサブスコアはもっと上になるのではないでしょうか。
また、こちらのノートブックはSSDとHDDの2機を標準で搭載しています。標準仕様ですと、
- SSDは120GB Samsung 840 シリーズ (6Gb/s対応)
- HDDは500GB SerialATAII 5400rpm
となっており、ベンチマークは次の通りとなりました(CrystalDiskMark 3 Shizuku Editionを使用)。
さらにSSD+Windows 8の組み合わせということで、OS起動までの時間が非常に短く快適です。
NVIDIA GeForce GT 650Mで快適ゲーム生活
ここからは、実際に「LB-K815B-SH-MN」を利用しながら、その性能についてレビューしていきたいと思います。
まずはネットゲームの利用です。あいにく、わたくしは普段ゲームをあまりしないので、比較検討してもらうためによくネットゲームをしている主人に「LB-K815B-SH-MN」を使ってゲームを体感してもらいました。
ゲーム性能では、「PSO2ベンチ」と「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」を利用したベンチマークも試してみました。いずれもNVIDIA GeForce GT 650M利用時には快適に動作することを示す数値を出していました。
またこちらの機体は、「NVIDIA Optimus 技術」を採用することで、内蔵グラフィックの「Intel HDグラフィックス4000」のみを使用するモードと、負荷が高い作業をするときは自動的に「NVIDIA GeForce GT 650M」に切り替わるモードとを、本体左上にある「VGAボタン」を押すことで、使い分けることが可能です。
NVIDIA GeForce GT 650Mが動いている場合は、スピードメーターのようなマークがオレンジ色に点灯するので、今、どちらのグラフィックを使用しているのかが一目でわかるようになっています。
15.6型のフルHD液晶が快適な作業空間を提供する
わたくしは普段は17.3型HD液晶(1,600×900/最大1,677万色)を使用しており、LB-K815B-SH-MNは15.6型ですので、液晶サイズが小さくなり漫画製作作業やWebコーディング作業などがしずらくなってしまうのではないかと、実際に触る前に危惧していました。
しかし実際には「LB-K815B-SH-MNはフルHD(1,920×1,080)の高解像度があるため、画面が小さいとは感じずに快適に作業することができました。
そして視野角も広く、角度による変色もあまり感じることがありませんでした。
フルHDということで多少システムの文字サイズが小さく感じることはありましたが、字が読めないということはないですし、システム内・使用するソフトウェア内である程度調整が可能です。
またメモリも標準で8GB搭載しており、Webコーディングでの一連の作業で使用した「Photoshopでの画像修正」→「Illustratorでのパーツ制作」→「Fireworksでのパーツ制作」→「Dreamweaverでのコーディング」→「Chrome、IE、Firefoxでの確認」作業も各プログラムを閉じることなく作業が可能でした。
画像処理系ソフトを快適に使うためにはメモリを多く使うので、今後ソフトのバージョンアップなどでよりメモリが必要になることを考えると、最大16GB(8GB×2)まで増設可能なことも非常に魅力的です。
気軽に液晶テレビに接続し、ブルーレイを大画面で見る
こちらの機体は標準でブルーレイドライブが内蔵されています。わが家の環境ですと、HDMIケーブルで液晶テレビに接続するだけで作業は完了。
ブルーレイ鑑賞中に、特にドライブの回転音が気になるということもなく快適に再生することが出来ました(ブルーレイディスクへのアクセスランプは気になるので、本体を見えない位置に移動しました)。
また「THX TruStudio PRO 」をアクティベートすることで、サラウンドのレベルの調整や出力先のスピーカーの種類を選択することも可能です。
最後に
「LB-K815B-SH-MN」は、本当にこれ1台で遊びから仕事まで様々なシーンで活躍することができるノートパソコンです。
色々できるけれど、どれも中途半端ということはなく、しっかり使い倒すことができる機体です。
あえて難点をいうならば標準で提供されるSSDの容量です。これだけ色々できるパソコンには多くのソフトをインストールすることになるので、標準の120GBでは足りなくなることが予想できます。
追加費用はかかりますが、注文時にBTOでもっと容量の多いものを選択した方が、末永くお付き合いできる「全方位死角なし相棒PC」にすることができると感じました。
というわけで、初心者から玄人までおススメできる1台だと感じました。
おまけ
以上でレビューを終わらせていただきます。最後までお付き合いありがとうございました。
by manya嫁
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