「セントラム」9003号車。環状線を1周するのに要する時間は20分強

富山市の市街地を1周する環状線用車両「セントラム」。この日は黒い車体の9003号車と、「とやまの市電100年」記念のラッピングを施した9001号車が運用に就いていた。富山軌道線では今年5月、新たに「中町(西町北)」電停が設置され、「セントラム」が停車するようになった。ただし、1・2系統の電車は同電停を通過するとのこと。

車両情報

富山地方鉄道 デ9000形「セントラム」

基本情報

2009年12月に開業した環状線用の車両で、愛称は「セントラム(CENTRAM)」。新潟トランシス社製の車両が3編成導入され、編成ごとに白、銀、黒のカラーリングを採用している。2車体連接構造で、将来の路面電車乗入れを考慮し、車両外観デザインは富山ライトレール「ポートラム」と同型のものとしている。