415系のステンレス車両・普通鋼製車両の併結運転による門司港行普通列車

JR九州の福岡・北九州近郊の路線で活躍する415系。写真のようにステンレス車両(1500番台)と普通鋼製車両による併結運転も見られる。211系と似た顔の415系1500番台は、九州のほかにJR東日本の常磐線・水戸線でも見られるが、帯色などに若干の違いが。JR九州の車両のほうが明るい青色の帯となっている。

列車情報

JR九州 415系

基本情報

415系は1971年に誕生した形式で、50Hz(東日本)および60Hz(西日本)の両方の周波数に対応する交直流近郊形電車として開発された。当初は普通鋼製車両のみだったが、国鉄時代末期より製造開始された後期の車両(1500番台)は、211系と同様のステンレス車両となった。JR東日本では2階建ての普通車も1両試作された。

現在はJR東日本の常磐線・水戸線や、JR九州の各路線などで活躍している。JR九州では普通鋼製車両・ステンレス車両ともに現役で活躍しており、併結運転も可能。一方、JR東日本の車両はステンレス車両のみとなった。なお、これらの車両とは別に、JR西日本が七尾線用として、113系に交流機器を搭載し、415系に編入した車両(800番台)も存在する。