ピンポイントに下腹を鍛えて引き締める

もう長い間「ダイエット中」と言っている。ダイエットに成功しても、ふとおなかを見るとなんだかふっくら……。漫然と体重の増減だけを気にするダイエットをするのではなく、「このパーツをスッキリさせたい!」に意識を向けると、理想の身体作りが楽しくなってくるかも。そんな筋トレを、家で簡単にできる方法にしてご紹介!　今回は下腹に効く「シッティング・ニーアップ」です。

下腹がポッコリしてしまっているということは、股関節や骨盤まわりの筋肉が弱くなり、骨盤が後ろに傾いているという証拠。「シッティング・ニーアップ」では、股関節を意識しながら行うことがポイントとなる。

骨盤が動いていることを確認

まず、膝が90度になるようにしてイスに胸を張って腰掛ける。そこから膝を胸にゆっくり引き寄せ、またゆっくり元の位置に戻す。

注意する点は、おなかを背中に近づけるように力を入れ、更に引き上げること。足を上げると同時に身体が倒れてしまっていては効果がない。息を吐きながら足を上げ、下す時はゆっくり息を吸う。上げる・下げるの動作中は、骨盤が動いていることを意識するようにしよう。

まずはゆっくり10回程度からスタート。強度を高めたい人は、膝の間にクッションや枕などを挟んで行うと、より下腹へ負荷をかけることができる。

監修者プロフィール : 寺田 大一(てらだ だいいち)

“ファンクショナル・トレーニング”の専門ジム「REAL FIT(リアル フィット)」のコーチ。ファンクショナル・トレーニングとは、マシンを使った「筋肉トレーニング」ではなく、「動きのトレーニング」に着目。単に痩せるだけでなく、バランスのとれた美しい身体を作るトレーニングとして、全米で確立されている。

同ジムでは日本人に合わせた形で、短期間・短時間で効果を高めるトレーニングをサポート。ファンクショナル・トレーニングで身体を作るクラスの他に、有酸素運動と筋力トレーニングを折り混ぜた高強度サーキット・トレーニングクラスなども設定しており、“大人の部活”感覚で楽しめる。第一号の横浜店に続き、7月13日には高田馬場店もオープンした。

「REAL FIT(リアル フィット)」