最近の動画共有サイトではFlashビデオの利用が標準的になっている。だがFlashビデオはここ数年の間にシェアを伸ばしてきたフォーマットで、再利用性やビューワーがあまりなかったりする。

ダウンロードしてきたFlashビデオを編集したいと思ったら使ってみたいのが「RichFLV」だ。

「RichFLV」。Flashビデオをそのまま編集できる

名称 RichFLV
バージョン 4.2
動作環境 Mac OS X、Adobe AIR
ジャンル 動画編集
開発者 Benjamin Dobler
種別 フリーウェア
ライセンス -

RichFLVはAdobe AIR製のソフトウェアで、Mac OS XはもちろんWindowsでも動作させられる。Flashビデオを開き、不要な動画映像部分のカットや、他のFlashビデオの追加を行えるほか、メタデータを編集したり、キューポイントを追加したりできる。キーフレームを指定して保存することも簡単だ。

さらには、Flashビデオへの音声の追加や、音楽部分だけを抽出して保存することも可能である。一部を切り出して素材として利用したり、お気に入り部分だけを取り出したりと色々な用途で使えそうだ。

インタフェースはAdobe AIRらしく格好いい。機能はそれほど多くないので操作は分かりやすく、すぐに使いこなせるはずだ。さすがにAdobe製のフレームワークだけあって、Flashの扱いが容易だ。RichFLVを使えばFlashビデオがもっと楽しめるようになるはずだ。