画像や音楽、見ているサイトの一部分……なんでもかんでも登録、管理できるスクラップブックのようなソフトが「Evernote」だ。Webサービスもあるが、Mac OS XやWindows、さらにiPhone向けなど各プラットフォーム向けの専用クライアントを使うと、さらに便利に活用できる。

ローカルからメモを作成すれば自動的に同期される

名称 Evernote for Mac
バージョン 1.1.5 (36338)
動作環境 Mac OS X Leopard
ジャンル メモ
開発者 Evernote Corporation
種別 フリーウェア / Webサービス
ライセンス オリジナル( 独自Webサービスへのユーザ登録必須 )

Evernoteの使い方は簡単で、何か文字列をコピーしたら、メニューバーから[Paste to Evernote]を選ぶだけで良い。すると、選択中の文字列をEvernoteに登録してくれる。後はオンラインになったタイミングで自動的に同期処理が行われる。

メニューバーから呼び出せばクリップボードの内容がメモされる

メイン画面から新しいメモを作成することもできる。文字の装飾や配置は自由に変更でき、画像などはドラッグ & ドロップで追加可能だ。自由度が高く、どのようなデータも簡単にスクラップできる。データはタグを付けて分類分けしたり、ソースのURLを登録したりできる。ブックマークのような利用法もOKだ。

他にも登録してあるデータからメールを作成したり、検索を行うことも可能。オンライン上に登録したデータは同期を行うことでローカルマシン上にダウンロードできるので、別なコンピュータとのデータのやり取りにも利用できる。

気になったデータを手早くスクラップしておけば、後で役に立つこともあるだろう。オンラインデータに限らず、ローカルデータやiPhoneで撮った写真などもどんどん蓄積していこう。