彼女がほしいのにうまくいかないのはなぜ?

彼女がほしい。恋人をつくってイチャイチャしてみたいものだ……と考えているのに、なかなか彼女ができない。いったいどうすればいいのだろうか? と考えたり悩んだりしている男子はきっと多いことでしょう。

中には、「彼女ほしいんだよね」と友だちにそれとなく打ち明けてみたり、合コンなどにも積極的に参加したりしているし、自分なりにがんばっているつもりなのに、なぜか恋人ができない……という男子もいることでしょう。

恋人がほしいと思っているし、それなりにアクションも起こしているつもりなのにうまくいかない場合、もしかすると自分では気づいていない理由があるかもしれません。今日は、彼女がほしい、彼女をつくろうとがんばっているのになかなかうまくいかないのはなぜか? という問題について考えてみることにします。

彼女がほしいとがんばっているつもりなのに、なぜかうまくいかないとき、女子からあなたはこんなふうに見えているかもしれません。

●どの女の子のことも、「あれ、髪型(髪色)変えた? かわいいね」と同じようにホメている。ホメ方にバリエーションがあまりない。

●女の子と一緒にいるとき、「どうせ、金あって顔がいい男がモテるんでしょ」「顔面偏差値低いと彼女もできないわー」というようなことを言ってしまっていた。

●「彼女いないんだよねー」「彼女ほしいんだけど」と話すとき、なんだかギラギラしてしまっていて、焦ってがっついているように見えている。

●Aちゃんをデートに誘って断られたら、すぐにBちゃんを誘っている。AちゃんとBちゃんには接点がないように見えていたが、実はふたりは趣味が同じでとても仲が良かった。そのため、たてつづけにふたりを誘っていることがバレてしまい、「誰でもいいのかね」と女子に思われてしまった。

●仲間うちで「Cちゃんってかわいいよな」という話になったとき、「あー、でもスタイルがちょっとね」「話がおもしろくない」などとダメ出しをする。女子をマイナス採点する傾向がある。

●合コンに参加したとき、とりあえずその場にいる女の子全員の連絡先を聞いている。

●「彼女ほしいっていうけど、どんな女の子が好みなの?」と女子から聞かれて、「できれば、かわいくてやさしくて気がきいて、一歩下がってついてきてくれるような控えめな子がいいかな」などと言ってしまっている。

●女の子から誘われても、「その日はフットサルの練習あるから」と、男同士の約束を常に最優先にする。男友だちと楽しそうにいつもつるんでいる姿を、女子に目撃されている。

●寝グセのまま学校に行ったり、身だしなみにあまりかまわず出勤したり、モテなぞどうでもいいと女子から思われてしまいそうな格好をしている。

●友人の彼女を「あそこで妥協しちゃうんだ」とけなしたり、「オレは付き合えれば誰でもいいっていうわけじゃないからなー」と言ったり、悪気はないもののあちこちで失礼発言をしてしまっている。

こういったことを、知らず知らずにやらかしてしまっていると、周囲にいる女の子から、(彼女ほしいほしいって言っているけど、あれは絶対たいしてほしくもないんだよね)と思われてしまいます。

また、男性のみなさんはあまり、男同士で恋愛の話や恋愛相談をしないかもしれませんが、女の子同士はそれはもう、ビックリするほど女の子同士で好きな男子や彼氏のことを話し合っているものです。

ですから、ここで話したことが周囲にいる女性全員に知れ渡ってしまっている。まさか、そんなことを人には言わないだろうということも、周辺女子全員がウワサに聞いてしまっている……というのもよくあることなのです。

たとえば、女たらしな男性が、職場や趣味の仲間うちの女性全員に言い寄ったり、全員とデートしたりなんらかの関係をもったりするとします。すると、女同士で「実は私、内緒にしようって言われたんだけど、Eくんと……」「え、私も」「え! 私もEくんと」と話をして、「なんなの、アイツ! サイテー」ということになり、Eくんは女子全員から総スカンをくってしまうというシステムになっているのです。

いくら断られたからふたりきりになっていないとはいえ、ウカツに短期間で同じ環境にいる女子を、Fちゃんに断られたら次はGちゃんというふうに誘ったりすると、この場合も「誰でもいいんじゃないの……」とあきれられてしまうことがあるので気をつけたいところです。

また、男友だちの間ではゆるされるような話も、女の子にはゆるされないというのはよくあることです。「おまえの彼女……」と友人の彼女を悪く言っても、男友だちはゆるしてくれるかもしれませんが、女の子のほうはゆるしてくれない場合が多いもの。

「Hくんにこんなひどいこと言われた」と、女の子同士の中であっという間にウワサされてしまい、Hくんってひどい…と周囲の女子を敵に回すことにもなりかねません。女子同士の情報網はものすごく発達しているということをアタマの片隅にたたきこんで行動するように気をつけてほしいものです。

そして、いちばん大切なのは、彼女がほしいなぁと思ったならば、女の子という生き物を温かい目で見るようにする気持ちが大事だと思います。どんなタイプの女の子も、欠点をひっくるめてまるごと「かわいいなぁ」と思ってみてみる。そういう温かい気持ちがあると、それは女の子全体に伝わるというものです。

女の子のマイナス面を見て、引き算で採点していくのではなく、そんなところもふくめていとおしいと思う……。それができればきっと、恋人を作る近道となるはずです。むずかしいとは思いますが、がんばってみてほしいところです。

酒井冬雪です。女子をホメるときにバリエーションが豊富な男子は「おおおー」と思われるものです。女の子をホメるって照れくさくてなかなかできないかもしれませんが、ホメてくれる男子が少ないぶん、ホメてくれる男子は「いい人」「ステキな人」と思われるものです。ぜひ、女子をいっぱいホメてあげてください。では、またねー。