健康を維持する秘伝のレシピを伝授します

どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!

パントテン酸で副腎皮質ホルモン生成を促進 - 鶏もも肉

料理の主食材である鶏もも肉に含まれるパントテン酸は、ビタミンB群の物質。この物質には、糖質、たんぱく質、脂質の代謝とエネルギーの生産に不可欠な酵素を補助し、さらには抗ストレスホルモンの生成を促進する作用もある。抗ストレスホルモンの分泌をよくするビタミンC、酸素の利用効率を高め耐久力を増すビタミンEと合わせて摂るとより効果的だ。今回の料理では、ピーマンでビタミンC、カシューナッツでビタミンEを摂取することができる。

料理の主食材である鶏もも肉

鶏もも肉とピーマンの炒め物

鶏もも肉のパントテン酸、ピーマンのビタミンC、カシューナッツのビタミンEのトリプル処方は、ストレスに効果的。ごま油炒めで香ばしい鶏もも肉を野菜とともにたっぷりいただく。

【病態】 ストレス
【栄養素】鶏もも肉 :パントテン酸、 ピーマン :ビタミンC、 カシューナッツ :ビタミンE
【栄養価(1人分)】エネルギー :254kcal、 パントテン酸 :2.01mg、 ビタミンC :37mg
【ジャンル】主菜

材料(2人分)

食材
1 鶏もも肉(皮なし) 160g
2 にんにく(すりおろし) 小さじ1
3 しょうゆ 小さじ1
4 小さじ1
5 塩・こしょう 少々
6 かたくり粉 小さじ1
7 ごま油 大さじ1
8 ピーマン(細切り) 3個分(77g)
9 オイスターソース 小さじ1
10 しょうゆ 小さじ1
11 大さじ1
12 カシューナッツ 10粒(20g)

作り方

(1) 鶏もも肉は一口大に切り、2~6で下味をつけておく

(2) フライパンを熱してごま油を入れ、(1)を炒める。火が通ったところでピーマン、合わせておいた9~11を入れ、強火で一気に炒める。塩・こしょうで味を調え、最後にカシューナッツを加えて火を止める

オイスターソースにもう一工夫を加えると

しょうゆや酒でのばしたオイスターソースは、魚にオイスターソースを塗って照焼きにしたり、肉じゃが、焼うどん、オムレツの隠し味に使うなど、中華風のメニュー以外でも幅広くうま味をいかすことができる。

(注) このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。